光の丘水辺公園の草花
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         1.公園の建設から現在まで
         2.公園の作り方
         3.水の確保
         4.ゾーニングと管理
         5.自然の様子
         6.アクセス
 


        光の丘水辺公園は、先人の、“自然環境の再生・保全”と“利用”の相反しているともいえる課題に
       対する素晴らしい工夫とそれを活かし実現するための日々の維持管理によって、今では”憩いの場
       として多くの市民の皆さんに利用され”ながら、同時に”説明されなければ再生された自然とは気が
       つかないほどの自然環境が再生され”てきています。
 

 1.光の丘水辺公園の建設から現在まで

 現在yrpと呼ばれる場所は、開発前は「長沢」および「杉釜(すがま)」と呼ばれていました。横須賀では失われつつある「里山」、心を癒してくれる「人里の風景、自然」でした。
 yrp開発に際し「環境アセスメント」が実施され、開発では “色々な自然に対する「配慮や対策」を実施する”ことが示され、それに沿った開発が実施されました。
 公園建設時には、諮問機関として学識経験者などで構成する「yrp水辺公園整備計画委員会」が設けられました。
 光の丘水辺公園は、地主である京浜急行が「環境アセスメント」を受けて建設し、完成後、横須賀市に移管され、1999年4月に、横須賀市の「都市公園」の一つとしてオープンしました。
 2000年4月、水辺公園友の会が発足しました。
 指定管理者制度の開始により、2006年4月(財)横須賀市都市施設公社が指定管理者となり現在に至っています。

       <ヒメサルタヒコ>

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2.公園の作り方

        yrpは、杉釜の谷戸に在った大きな尾根を崩して造成されました。光の丘水辺公園の平面部分は、こ
      の尾根の土砂で埋め立てて造られたのですが、「環境アセスメント」の趣旨ならびに「YRP水辺公園整備
      計画委員会」の意見を踏まえ、世界でも初めての試みともいえる特殊な方法が「聖なる池」の造成に用い
      られました。
       それは、谷戸を埋めた土の上に防水シートを敷き、その上に赤土を敷いた上に、旧「杉釜の池」の上流
      の「湿地」の土をそのままの状態でブロック状に切り取って運び、設置したのです。
       つまり、微生物から植物また昆虫にいたる杉釜の谷戸の生物全てをそのまま丸ごとブロック状にして再
      生の核となる場所「聖なる池」に移植したのです。(下図参照)
       「野鳥の池」、「四季の池」は、「聖なる池」同様に谷戸を埋めた土の上に防水シートを敷きその上に赤
      土を敷いて造成されました。


 

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3.水の確保

       造成によって地面の高さが約30mほど上昇しました。その為、水源となる谷戸の湧き水も無く、雨水だ
      けでは湿地の維持に問題が生ずることを考え、2つの水系とため池「最奥の池」を設けて水を確保する
      構造となっています。

(1).地下水系:
 旧「杉釜の池」の堰をコンクリートで改造し、大きな岩石を沢山投入した後埋め立てて地下ダムを造りました。この地下ダム(現在の地面から約30m下の所)に溜まった地下水をポンプで汲み上げ、公園内の通路の下に敷設されたパイプを通し、「最奥の池」から供給しています。
 この水は、「最奥の池」で溶存酸素を増した後、ホタルの水路を流れ(一部が「聖なる池」の湿地に流れています)「野鳥の池」に入り、その後「四季の池」に入ります。「四季の池」で溢れた水は、「四季の池」の張り出し木造テラスの下から公共下水道へ流れます。(循環はしていません=ワンスルー)

     (2).循環水系:

       「野鳥の池」の水を「ポンプ」で汲み上げ、通路の下に敷設されたパイプを通して湿地の最上部の分離
      堤に供給しています。この水は全て「聖なる池=湿地」に入り、「聖なる池」から溢れた水は「野鳥の池」
      に入ります。(循環しています)

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 4.ゾーニングと管理

     (1).ゾーニング:

       「環境アセスメント」の趣旨ならびに「YRP水辺公園整備委員会」の意見を踏まえ、平坦な部分は「四
      季の池」「野鳥の池」「聖なる池」の3ゾーンに区分し、造成されました。
          「四季の池」周辺は、、市民の皆さんの憩いの場として、
          「聖なる池」周辺は、再生・復元そして保全の中心的場所として、
          「野鳥の池」周辺は、野鳥の聖域及び「四季の池」周辺と「聖なる池」周辺の異なる自然環境
           間のバッファーゾーンとして


 

     (2).管理:

       光の丘水辺公園を設置した趣旨を遵守していくため、各ゾーンの目的に沿った管理を行っています。
      その為、来園者に立ち入りの時期限定など協力をお願いしています。
          旧杉釜の池付近の原風景(動植物)を再生し保全すること
          横須賀、広くは三浦半島の里山の風景(動植物)を再生し保全すること
          ガマ、ニリンソウ、ハンゲショウ、野鳥、トンボ、ホタル、サンショウウオなどの動植物を保護
           する聖域を確保すること

     [四季の池]周辺

       市民の皆さんが常時利用するように作られており、通路は舗装され、周りは芝生や花壇となっています。
      開園時間内は常時利用が出来ます。

     [野鳥の池]周辺

       自然度の高い「聖なる池」周辺と芝生や舗装された通路など人工的な物で囲まれた「四季の池」周辺と
      の間にあって緩衝地帯としての役割をもっています。池の周りのススキなどの植物が遮蔽の役割を果た
      すようになってきていますが、池の幅が狭くまた全周に通路があるため野鳥が安心して生息できる環境と
      はなっていません。
       特に冬季はマガモなどの冬鳥が生活するため人の出入りを制限する必要があり、冬鳥の季節、11月
      (渡ってくる)から3月(帰っていく)までは、維持管理、調査、観察会等のイベント、市民の皆さんから
      利用の申込があった場合以外の立入は原則として行わないようにしています。夏季(4月から10月)は
      野鳥の池周回通路は常時通行できます。

     [聖なる池]周辺

       聖なる池は、取り巻く森の木々に囲まれハンゲショウ、ガマ、アシなどが群生した湿地環境の再生・保全、
      ならびに、カエル、水生昆虫、トンボ、サンショウウオなどの動植物の『聖地』の役割を持っており、公園の
      自然の中で中核となるエリアです。
       自然環境の再生・保全の場として、通路を含めて、極力自然のままで、里山の田んぼ周辺の管理も参
      考にして維持管理しています。そのため、観察会などのイベントに、また市民の皆さんから利用申込があ
      った場合に立入し利用することとしています。
       田んぼは、米の収穫ではなく、多様性の向上(増加)を目的として設けておりますが、子供達が田植えや
      稲刈りを行い、自然と触れ合う体験の場として大いに活用しています。なお、この田んぼは、稲作のため
      に整備された通常の乾田とは異なり、いわゆる泥田といわれる湿田で、構造上から乾田にすることがで
      きません。
 

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5.自然の様子


四季の池
  

四季の池・親水広場前のテラス
  

四季の池中央から見る親水広場方面
  

野鳥観察窓から見る野鳥の池・中ノ島
  

聖なる池全望
  

秋の聖なる池
  

冬の聖なる池
  

最奥の池
  

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6.アクセス

  yrp野比駅・・(バス5分)・・光の丘5番バス停・・(徒歩5分)・・光の丘水辺公園
  yrp野比駅・・(車約2.6km)・・光の丘水辺公園
  佐原ic ・・・(車約3.3km)・・光の丘水辺公園
   注:少し離れたところに駐車場があります。駐車場利用の際には管理事務所にお寄り下さい。
      なお、駐車台数に限りがありますので、駐車できない場合は有料駐車場にお願いします。

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