水辺公園Now!

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★2025年 4月19日(土)キッズカブトムシ
小学生の子供たちに、公園の自然の落ち葉の中で育ったカブトムシの幼虫を自分で発見して持って帰ってもらう日が来ました。
と、言っても相手は自然の産物です。試し掘りではいつもよく出る場所は芳しくなく、子供たち14人にあげられるかどうか?そこで、事前におじさんたちはあちこち探し回りました。心配は吹き飛びました。始まってしばらくすると男の子の歓声が聞こえ笑顔が見えました。そして、次々と大きな幼虫をケースに入れることができました。
目的の一つが子供たちが幼虫を自分で見つける感動を知ることです。ほぼ全員が幼虫を発見できたので、管理室裏の広場に戻って幼虫から蛹、そして成虫になるまでの世話の仕方を勉強してもらい解散しました。子供たちの記憶の一つに残ってくれればと願うばかりです。(Mo)

ヤマネコノメソウ・ツルカノコソウ・ニリンソウの小道
ツボスミレ

2025年4月18日(金)今日も独占、いい景色「ヤマネコノメソウ・ツルカノコソウ・ニリンソウの小道」と名付けた南側山裾の小道の写真です。年々ニリンソウが増えているようです。そしてツボスミレも咲き出しました。17日は風も落ち着き、太陽の光が暖かく、いい散歩日和でした。田んぼ前のイスに一人座って、シュレーゲルアオガエルとウグイスの鳴き声を聞き、のんびりできました。田んぼにはたくさんのメダカとオタマジャクシ。サクラの花が終わって、新緑の輝くいい季節になりました。
ところで明日はキッズカブトムシ教室。14人の子どもに一人2匹ずつは取らせたいな。(Ya)

2025年4月16日(水)まだ見頃、ニリンソウ。シロバナハンショウヅルも。
風の強い15日午後、野鳥の池の通路を歩いたら、ニリンソウが満開でした。今が見頃って感じ。歩いている人がいない時間だったので、しばし独占してながめていました。もう一つ、シロバナハンショウヅルも花が咲いていました。70輪も花がついていました。こんなに多いのは珍しいですね。この公園にはシロバナハンショウヅルがあちこちに5~6株もあるんです。赤紫色のハンショウヅルはまだ蕾です。(Ya)

2025年4月13日(日)ツマキチョウに会えた!総会終わる。

今の時期にしか会えないツマキチョウに会えました。12日午後、事務所裏にいました。何か少し黄色いぞというので網で捕えたら、ツマキチョウ!ヤッター。久しぶりに黄色の羽を見ることができました。うれしー。
午前中は友の会の定例総会。皆さんのご協力で滞りなく終わり、新年度がスタート。いいことがいっぱいあればいいな、と思ったら早速ツマキチョウの出現。うれしー。(Ya)

2025年4月12日(土)鳥のこと その1 鳥って恐竜? (Mo)
水辺公園では、毎月 第4土曜に早起きして恐竜を見る会が開催されております。えっ?それって早朝探鳥会だろうって。そ、そうなんですが、今時出没する恐竜って鳥さんだけなんです。
そうなんですよ。鳥類って恐竜が進化したものって思っている人が多いんですが、進化系統的にも分類学的にも恐竜そのものなんですよ。恐竜は、鳥として今も生きているんです。
図は、始祖鳥とキジを描いたものなんですが、どうです似ているでしょう?実際には、これは、始祖鳥がキジになったということじゃなくて、始祖鳥のいろんな仲間が進化して今のいろんな鳥になったようです。
皆さん、公園で鳥を見かけると「かっわい~い!」と思いながら眺めていると思いますが、あれは恐竜だからなんですかねぇ。それとも、恐竜に何らかの可愛がられる要素が加わって鳥になった?いずれにしても、鳥はかわいい。私も、鳥 大好きです。
皆さん、水辺公園に現存する恐竜を見に来てください。待っています。

2025年4月11日(金)今年初のチョウモニタリングはガッカリ。
さあいよいよチョウモニだ、と期待して始めたが、チョウは出なかった。おかしい。狂っている。この時期に1時間半で10頭なんて。見たのはキタキチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミくらい。ツマキチョウは期待が大きすぎるから別にして、ベニシジミ、ルリタテハ、キタテハなどは出ていいはずだ。そんなことで、モヤモヤしていたので、スーパーでキアゲハ産卵用のパセリを買ってプランターに植えた。キアゲハやーい。写真の花はやっと咲いた、空色がきれいなホタルカズラ。これも遅い。(Ya)

2025年4月9日(水)桜の花が散っています。
桜が散る。ハラハラもいいし、桜吹雪もいい。本当にサクラは皆から好かれていますね。水辺公園の南ゲート傍の写真の桜は横須賀市の木=オオシマザクラ。この木について紹介します。2021年度の第32回全国「みどりの愛護」のつどいは横須賀市開催予定だったが、コロナ禍で中止。いらっしゃる予定だった秋篠宮皇嗣殿下同妃殿下により赤坂御用地にてオオシマザクラのお手植えがあり、その後横須賀平和中央公園に移植された。そのお手植えに使用された移植ごてを、友の会で、このオオシマザクラの枝を切って、Beさんが作ったのです(写真)。そういう話のあるオオシマザクラの紹介でした。(水辺公園だより87号に掲載)(Ya)

ニリンソウ
オオシマザクラとカラスザンショウ

2025年4月7日(月)ニリンソウ群生地公開終了!皆さん、お疲れさまでした。
当初の予定の7日間のうち3日が雨天だったので急遽二日間の午前中を延長して行った公開期間に、来園された方の合計人数は654人。30日の北下浦ウオークのおかげで昨年度に比して170人も多かった。最後の6日にはニリンソウは8割ほど咲いて、いい景色になった。この期間に見られた植物を記載すると、カントウタンポポ、キブシ、タチヤナギ、ウラシマソウ、モミジイチゴ、ヤマネコノメソウ、各種アケビ、オオアラセイトウ、シロバナタチツボスミレ、カキドオシ、シロバナハンショウヅル(蕾)など。懐かしい田んぼの風景、カエルやウグイスが鳴きオタマジャクシがいっぱい見られる景色、新緑が徐々に鮮やかになってきた静かな里山を楽しんでいただけたでしょうか?(Ya)

2025年4月6日(日)春らしい暖かい日がやっと。
5日はニリンソウ公開の延長一日め。暖かくなって大勢公園にいらっしゃった。桜の花はまだ散る様子はなく、お花見日和であった。自然観察会ものんびりと春を楽しんでいらっしゃる感じだった。聖なる池の方ではウグイスとシュレーゲルアオガエルの鳴き声がしょっちゅう聞こえ心地いい時間でした。
写真のシロバナタチツボスミレは数年前から咲き出した珍しい花。モミジイチゴは黄色い実が甘くておいしい。(Ya)

2025年4月5日(土)生き物と睡眠 その3 眠るのは誰?その2 (Mo)
その2で、脳を持たない動物も眠り、眠っている状態こそが本来の生きている姿なのかもしれないと書きました。
ここからは私の仮説です。「じゃあ、動物だけじゃなくて植物だって本当は眠っているんじゃないの?」と、調べてみたらそんな説もちゃんとあるんだそうです。昼夜の周期もあり、体内時計を調整する遺伝子もあるのです。もしかしたら、睡眠は、生物全般にみられる基本的で本来的な姿なのかも??そして、必要な時だけ起きていて、用が済むとまた寝るんじゃ?
植物は、普段ほとんど寝ているのです。そして植物だって時々大事な時は起きているんです。今の季節なら、竹はタケノコを出してムクムクと体を作り上げますよね。一生分の節をあっという間に作ります。その時は覚醒しているといえますよね。後はまたうとうとしながら成長をし固くなるのです。
一般的に木や草は大切な葉っぱを動物にかじられた瞬間、慌てて起きだして特殊なにおい物質を出して周りの植物に危険を知らせるそうです。さらに、ハエトリソウは虫が乗ると覚醒状態になって、慌てて歯を閉じます。そして、再び睡眠に戻った後、捕まえた昆虫を食べているんでしょう。
昔から「草木も眠る丑三つ時」とはよく言ったものですね。誰が言い出したんでしょう?そんな目で水辺公園を見直してみると、景色もまた違うものに見えてきますよ。

ハンノキ
ウラシマソウ

2025年4月4日(金)最悪の天気。5日6日、両日午前中にどうぞ・・ニリンソウ公開。

 昔を知っている会長さんは、このような天気は25年(水辺公園友の会は創立25年)で最悪だ、と嘆いています。2日は午後に雨が上がって来園者がポツポツ。3日も一日雨。金曜・土曜・日曜に期待しましょう。
写真は新芽が鮮やかな緑色のハンノキと背景に白い花のサクラ。そしてあちこちから顔を出しているウラシマソウです。(Ya)

しょぼくれニリンソウ
ニリンソウ
トリカブト

★2025年4月2日(水)ニリンソウ群生地公開を5日午前と6日午前を追加します!

 30日は300人、31日は40人。見に来られた方の人数です。多いのもうれしいのですが、少なくても、春の風景をゆっくり味わえるという良さもあります。それにしても寒い!写真のようにニリンソウの花(実はがく片)が開いていません。やはりお日様がほしい。ところで2枚目の写真はニリンソウの葉、3枚目はトリカブトの葉です。この二つ、見分けられますか?ニリンソウの若葉は食用になるといわれていて、たまに猛毒のトリカブトの葉と間違えて食べて死ぬ人がいるそうです。恐い恐い。
 タイトルにあるように土曜・日曜の両日午前中に追加公開します。ぜひどうぞ。(Ya)

2025年3月31日(月)ニリンソウ群生地の公開へどうぞ。

3月も今日で終わり。時の過ぎるのは早いですね。明日から新年度だ。何を期待しようかな?

30日の天気は曇りと晴れ。少し気温が低いが散歩するにはいいかもしれない。この日、北下浦ウオークというイベントがあって、水辺公園のニリンソウ公開まで足を延ばした方が、200名以上。おかげで午前中は賑やかで楽しい時間となった。ニリンソウの開花は少しさびしいものだったが、里山の風景、カエルの鳴き声とオタマジャクシ、ウグイスの鳴き声など、思い思いに楽しめたのではないかと思う。多くの方に来てもらいたいと思う。(Ya)

2025年3月30日(日)桜が一気に開花。

29日は最高気温が前日より13度も低いという年寄り泣かせの天気。雨も一日中降っていた。ところがその前日までが暖かかったので桜が一気に咲き出した。ここにもあるよとみんな自己主張し出したようだ。
朝公園に行ってみるといつも見慣れた景色なのに、今日はことのほかきれいに感じた。ボーっと見ていたかったけど寒かったのでやめた。池の水面の赤いのはアサザの新芽。これもいい色で景色を飾っていた。ウグイスがしきりに鳴いていた。田んぼの方ではシュレーゲルアオガエルがコロコロコロといい声で鳴いていただろうな。(Ya)

2025年3月29日(土)今日からニリンソウ公開、草木染作品展示
あいにくの雨模様になってしまいましたが、4月4日まで群生地を公開しています。雨天は中止です。天気予報では今までのように春うららの感じではありませんが、春の里山の自然を楽しみに来てください。
そしていつものように草木染グループが今までの作品を展示しています。28日に写真のようにメンバーが集まり展示しました。このグループは2006年2月をスタートに何と140回以上も染め作業をしているのでほとんどプロに近いグループかなと思います。ぜひ管理棟まで見に来てください。
ニリンソウは1分~2分咲き?(Ya)

2025年3月28日(金)生き物と睡眠 その2 眠るのは誰?その1 (Mo)
私は、眠るのが好きです。夜以外でも暇があると寝てしまいます。朝も、用がなければ布団の中でいつまでもうとうとしています。これが睡眠だ!といつも思ってました。
ところが数年まえ、クラゲが睡眠していることが分かってきました。その活動量に波があり、明らかに寝ているらしいのです。【脳もないのに】ですよ。そして、淡水の小さな生物:ヒドラで研究したところ、メラトニンなどの睡眠関連物質を見つけたのです。やっぱり、寝てるんだ!これには驚きました。高等生物よりずーっとずーっと以前から、脳を持たない単純な生物が寝ていたんです。つまり睡眠の先輩なんですよ。たぶん、夢は見てないけど。
いろんな生物を調べてみたら、人間もそうですが、よく寝る生物からちょっとしか寝ない生物まで色々いるんですね。
脳がないから、頭を休めるためでもない。先輩たちの睡眠とは何のためなのでしょうね。幸せを感じてるんでしょうかねぇ。さらに、生物はもともと命にかかわるときでなければ寝ていて、進化の過程で「起きている状態」を獲得したのではないかという新たな仮説も提唱されています。次回は、それについて(Moが)さらに考えたことをお話ししましょう。

オオシマザクラ
タチヤナギ

2025年3月27日(木)オオシマザクラ、タチヤナギ
公園の隣の矢崎総業研究所のオオシマザクラが咲いていた。このあたりでは早い開花だ。もうすぐ、こんなにサクラがあったんだというほど、山は薄いピンクの花でにぎわってくる。ヤマザクラ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、それらの交雑種、いろいろ楽しめる。春だー。でも週末からまた寒くなりそうだ。
それから田んぼのところのタチヤナギの花が咲いてきた。ヤナギといえばシダレヤナギ、ネコヤナギが有名だが、この公園はタチヤナギ。なかなかきれいな雄花序だ。木々の新芽も出て来て、花も咲き出し、春の里山の風景になってきた。残りはニリンソウだ。(Ya)

コスミレ
レンギョウ

★2025年3月26日(水) コスミレ、レンギョウ
竹林前のコスミレは何と花期が長いことか。3か月経ってもまだ花盛り。冬の寒い時期に他に先駆けて咲いてくれたコスミレ。もうそろそろお終いにしていいよ。種を飛ばしてまた来年もたくさん咲いておくれ。四季の池そばのレンギョウは漢字で連翹と書くらしいが書けるはずがない。中国原産で小さな花がたくさん咲く。春に黄色の花をたくさん見ると元気が出ませんか?ちょうど見ごろになってきています。
ところでニリンソウ。あと3日でどこまで咲いてくれるか?去年の公開初日は1分咲きだったが、今年は2分咲きか3分咲きか。がんばれーニリンソウ!(Ya)

カントウタンポポ
コブシ

2025年3月24日(月)カントウタンポポ、コブシ
聖なる池の門から30メートルの間の通路わきでカントウタンポポが咲きだした。カントウタンポポは日本古来のタンポポで、水辺公園では12年前から聖なる池の中で増やしている。侵略的外来種のセイヨウタンポポが圧倒的に多い中で、この区域は特別である。ニリンソウ公開が始まって中に入ったら見てください。セイヨウタンポポとの違いは身をかがめないとわかりません。
それから公園入口の大きなコブシの木の花がたくさん咲き出した。花は短い期間に散ってしまうが、見ごたえのするコブシだ。(Ya)

イノデの群生コーナーに
アスカイノデ

2025年3月23日(日)春が来た、春が来た、里に来た。
22日(土)は聖なる池の南斜面の一部をイノデの群生コーナーにしようとして灌木を伐採・整理した。そこは一日の中でわずかしか陽がささないところで、イノデの群生コーナーになるとちょっとした異界の雰囲気になりそうだ。イノデはほとんどアスカイノデという種類だそうだ。
早朝探鳥会は6歳の少年も含め10人の参加。ウグイスがさかんにさえずり、春が来たという感じだった。カワセミ・ジョウビタキ・ヤマガラ・カワウなどが見られた。
ニリンソウ公開まで1週間。暖かくなってきて咲き出した春の花を次回以降掲載します。(Ya)

2025年3月21日(金)生き物と睡眠 その1 その時アカガエルは?AI制作 ディレクター(Mo)
2月、雨の日の出来事】卵たちが無事に孵化することを願いながら、眠りにつく。
冬眠からの目覚め
長い冬眠から目覚める時が来た。冷たい土の中で、春の訪れを待ちわびていた。雨の匂いが、私を外の世界へと誘う。
産卵への衝動】体の中に、卵を産みたいという強い衝動が湧き上がる。仲間たちの声が、私を産卵場所へと導く。水辺を目指し、冬眠場所から這い出す。
産卵場所への移動】雨に濡れた道を、ゆっくりと進む。仲間たちと出会い、互いに励まし合いながら進む。産卵に適した、静かで穏やかな水辺を見つける。
【産卵】オスは鳴き声をあげ、メスを探す。そして、私はパートナーを見つけ、産卵の時を迎える。ゼリー状の卵を水の中に託し、新しい命が始まるのを見届けると、私たちの役目は終わる。無事に産卵を終え、安堵の気持ちでいっぱいになる。
再び冬眠へ】産卵を終えると、再び眠気が襲ってくる。春が来るまで、もう一度冬眠する。

2025年3月20日(木)畔の水漏れ修理。

 水辺公園の水路脇の畔は時々水漏れをおこす。昔、冬の作業の中心だった年が何年も続いたことがある。今でも油断せず時々漏れてないか見ている。原因はいろいろで、ザリガニが穴を作ることもある。掘り返してみて、ザリガニを見つけたことが何度もある。ここ数年補強作業をしてなかったところで水漏れを見つけた。今回は大々的な修復作業をせずに終わらせようとしている。掘って砂利と土を入れ、固めて・・・の繰り返し。杭を打ち込むところもある。長い時間はできない作業だ。そしてこういう作業もいろいろ勉強になる。道具の使い方、材料の選び方、埋める砂利と土を混ぜること…すべて頭を使う。人生死ぬまで勉強だ。(Ya)

2025年3月19日(水)アカガエルの産卵数は248個!

 16日は一日雨が降っていた。17日に公園の中の様子を見に行き、築山の裏に置いてあるプラスチックの箱の中を見たら、何とアカガエルの卵塊が2個もあった。この時期に?と思ったが、アカガエルしかない。そして事務所に戻って表に記入し卵塊の数を最終的に集計した。そしたら計算ミスが見つかり、結局合計は248個になった。10近く増えたのだ。これはすごい数だ。
 トウキョウサンショウウオはゼロなのに!少しそちらに回してもらいたかった。田んぼにはオタマジャクシがうようよ。見ていて飽きない。写真はタチツボスミレ。(Ya)

Way to enjoy 水辺公園 その3 水辺公園 全部見れます。

もったいぶっているわけじゃありませんが、水辺公園の奥まで全部見れる日が近づいてきました。
ニリンソウの公開日です。公開イベントは6月のハンゲショウと年2回なのですが、ニリンソウがこれだけ群生している姿を見られるのもうれしいです。
公開日時は  3月29日(土)10:00 ~ 4月4日(金)15:00  です。
そしてこの1週間は私たちが常駐しますので、”最奥の池”も含めて水辺公園のすべてが公開されます。皆さん、どうぞ天気の良い日を見定めて水辺公園に来て、ニリンソウを楽しんで、そして自然公園を隅々まで遊びつくしてください。アカガエルのオタマジャクシも、機嫌が良ければカワセミも、そしてさえずりを始めたウグイスも皆さんをお待ちしています。
もちろん、私たちも皆さんとご挨拶できるのをお待ちしています。(Mo)

2025年3月16日(日)クヌギを2本、上部で伐採。

15日の作業は、太くなってきたクヌギの上部の伐採だった。この日は最近木に登ったりチェーンソーを使う頻度が多くなかったNaさんが主役。他の5人はロープを引いたり片づけたりのサポート役。無事に2本の伐採を終えた。もちろんケガ無しで。これが一番。お疲れ様でした。切った枝は捨てずに利用。昔からの里山の工夫。さてこの冬は何本の樹木を伐ったことか。たくさん伐ったなー。それもそろそろお終いかな?
あと2週間で野鳥の池エリアの開放が再開する。整えなくちゃ。ニリンソウ公開も2/29からだからもうすぐ始まる。お彼岸が過ぎれば暖かくなってニリンソウが伸びてくるのかな?(Ya)

手前の四季の池

Way to enjoy 水辺公園 その2 水辺公園の楽しみ方の続きです。
4つの池は、皆同じではなくそれぞれ特徴を持っています。手前の池は、いわゆるゆっくりすごせる園といった所です。所々にベンチも設けられ、友達同士でいつも来られる方も多いです。そして、奥の池に行くほど自然が深くなってきます。いつか、母親に連れられた小学校低学年の女の子が泣いていました。母親に聞くと「暗さに慣れてなくて怖いんです。」と言っていました。ごめんなさい。
皆さん、「そこまで言うなら行ってみよう。」と思われるかもしれません。でも、いつも入れるのは手前の池だけ。奥の2つの池は、特別なイベントで開放日はありますが、他は事務所ご相談が要ります。無条件で入場していただいたら、足場が危ない場所もあり、また自然に対しても良くないこともあります。もっともっと来ていただきたいのですが、私たちの管理の限界があるのは残念です。
詳しいことは、ホームページの「公園の歩き方」を見てくださいね。(M0)

2025年3月14日(金)トウキョウサンショウウオの卵嚢・・今年はダメか。

去年は2月17日と3月1日に1対ずつ回収。数年後に期待して、3月10日から10回に分けて167匹の幼生を水路などに放流。でも今年は今まで卵嚢を発見できない!敗北宣言か!12月10日に「横須賀高校に負けるもんか!」と意気込んだ投稿をしたが、スタートからつまづいてしまった。悔しい。私たちの眼の届かないところで生まれ育ってほしいと思うだけだ。見つからなかった原因の一つは写真のトラップで捕えようとしているアライグマではないか、と疑っている。足跡はたくさん見つかる。でも敵は頭がいい。なかなかワナに入らない。が、続けるのみ。(Ya)

Way to enjoy 水辺公園 その1
今日から何回かに分けて、光の丘水辺公園をどう楽しんだらいいのかをご紹介します。
まずは公園でボランティアをしている私が、参加し始めて最初にこの公園が少し分かり始めたころ興味を持ったことをお話しします。おそらく、皆さんもこの水辺公園が他の公園と一味違うことが分かってくださるでしょう。水辺公園は、YRP(YokosukaResearchPark)の建物群の中に、元あった田園風景や山里その自然を復元し保全しようと作られたものです。中には4つの池があって、興味深いのは、2つの工夫です。1つ目は、下の池まで流れた水を、少し手を加えて上の池へ循環させていること。そして2つ目は、一番上(奥)の池は元あった土を一番上に敷いて、中の生物までそのまま蘇らせていることです。
こんなことでどこまで元の自然が保たれると思いますか?是非一度ご来園いただいて確かめてみてください。

★2025年3月12日(水) この泥でクワイを作ります。でも・・・。
昨日11日は東日本大震災14年。合掌。そして備えを更に。・・・きれいな花ばかりでなく、たまには泥の写真も。この栄養豊富な泥でクワイを栽培しているのです。出所は聖なる池の奥の方です。肥料を施さなくても水だけで立派なクワイができています。それが新年顔合わせ会でおいしい正月料理となってみんなの前に出てくるのです。事務所裏でバケツで栽培しています。小さな遊びととらえています。
ところで2017年のTV東京「池の水全部抜きます」のロケの時に四季の池の泥は少し減ったのですが、野鳥の池の泥はたまる一方。今は数十センチしか深さが無い感じで、その下は泥。水鳥もあまり好まない感じです。あの泥の多さはちょっと手が付けられない感じですね。あれで何かいいことはあるのかなー?(Ya)

アセビ
シュンラン

★2025年3月10日(月)馬酔木(アセビ)とシュンラン
9日から暖かくなってきました。春到来の宣言はまだでしょうが、一気にいきそうですね。写真は野鳥の池のアセビとシュンランです。陽の光を浴びて輝き出しました。アセビは四季の池周辺にもあります。
数日前にはウグイスの初鳴きが聞こえました。カモたちは北帰行かな?姿が見えなかったのですが。サンシヨウウオの卵はこの日も見つからず。(Ya)

2025年3月9日(日)また一つ倒木によるケガの心配が解決!
8日、斜面にある枯れたカラスザンショウ。もし倒れたら通路に達するという懸案の木を倒しました。倒す方向にロープで誘導するのですが、学校の理科の授業で“力の合成”を習ったけど、こういう実地の場ではなかなか生かせない。しかも滑車を使うとますます??結果は思った方向へバシャン!もちろんケガ無し。
寒い日でしたが、植物調査のグループの方が送ってくれたフキノトウの写真を見てホッコリ。みんなでおいしいコーヒーを飲んでお終い。(Ya)

2025年3月8日(土)ツバキの花びらで染めました。(3/7)

花びらを煮出し、シルクの布をつける。これだけでも薄く染まりますが、酢酸を入れると鮮やかなピンク色に変色しました。10人の女性の中に黒一点というか白一点というかShiさんが加わって草木染体験をしました。「初めての草木染、おもしろく、貴重な体験でした」との感想。日陰干しをするために袋に入れて大事そうに持ち帰りました。今年の草木染活動。上々のスタートのようです。(Ya)

ツバキ
ハンゲショウの芽

2025年3月7日(金)きれいなツバキの花びら 
 7日(金)は草木染活動の日。今回はツバキの花で染めるそうで、雨上がりの通路でヤブツバキの落下花をたくさん拾いました。決して枝に付いているのを取ったわけではありません。きれいですね。この花びらを使って染めるとどんなふうになるか、以前見せてもらいましたが、忘れました。楽しみです。ハンゲショウの芽が出ていました。花は6月なのに。
 それから、アカガエルの卵を、おととい見逃したのを含めて5つ見つけました。合計238個!!!
記録更新!サンショウウオの卵は未確認。(Ya)

2025年3月6日(6)里で自分だけのルートを
 光の丘水辺公園は、YRP(Yokosuka Reserch Park)野比が作られたとき、併設されて作られた公園です。そして、その元はのどかな田園風景が広がる里だったのです。実は、現在でもYRPの施設の南側、道路の先は、当時のままの原風景が楽しめる里が広がっているのです。
 私は、たまに時間に余裕がある天気の良い日には、その里を気の向くままにYRP野比駅まで歩いて帰るのが好きなのです。皆さんも、そのつもりで1時間ほどゆとりをもって水辺公園に来られて、スマホのGoogleマップなどを出しながらご自由にルートを探しながら歩いてみてはいかがでしょうか。きっと何かを発見できると思いますよ。(Mo)

ヤマネコノメソウ
オオアラセイトウ

2025年3月5日(水)春を待つ … ⑫ ヤマネコノメソウ、オオアラセイトウ
 今週は寒い!三浦半島は雪が降ってないが関東南部の平野では雪だ。4日も寒かったが公園では聖なる池にあるヤマネコノメソウが蕾をもっていた。高尾山のネコノメソウとは違うし数も少ないが、でも見ごたえはある。それからオオアラセイトウ別名ショカッサイ、ハナダイコンが少し咲き出した。もうすぐあちこちで紫の花が見られる。
 ところでアカガエルの産卵が確認された。10個も。2月21日以来見てないので終わりかな、と思っていたら、10個も。これで合計233個。すごい新記録だ。事務所裏のポリ箱の中の9個の卵塊は何かに食べられてなくなってしまった。油断した!田んぼの方はロープを張ったから大丈夫と思っているが。トウキョウサンショウウオの卵はない。(Ya)

2025年3月3日(月)小さなオタマジャクシ
2日は暖かい太陽が田んぼに注いでいた。その太陽の光を浴びて、オタマジャクシたちが動き出していた。まだ1㎝くらいの大きさで、生まれた場所から離れようとしない。かわいい、小さなオタマジャクシ。
竹林前の梅の木が花をつけていた。遅いですね。3日はひな祭り。公園の近くの農道脇の桃の花がやっと咲き出しました。トウキョウサンショウウオの卵は2日も見つからず。(Ya)

2025年3月1日(土)カエルクラブ2回目(3/1)
卵からオタマジャクシへ・・・家で飼い、しっかりと経過を見ただろうと思います。今回は水槽を持ち寄って交流しました。途中の水交換でオタマジャクシが死んでしまった人もいましたが、それも勉強の一つ。話の後は奥の田んぼへ行き、たくさんの卵やオタマジャクシを見ました。そしてその多さにビックリしていました。カエルの鳴き声が少し聞こえました。
「カエルを通して自然に親しむ」…2回の集まりでしたが、楽しそうでしたし、目的は十分達成されたかなと思いました。(Ya)