水辺公園Now!

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★2025年7月13日(日)ヤマユリ開花!
水辺公園のヤマユリが咲き出しました。まだ2輪ですがきれいに咲いていました。これから1週間から10日の間楽しめそうです。聖なる池なので一般の方は通常は見ることができないので野鳥の池などにも増やしていますが、まだ咲くまではいかないようです。
12日の定例作業の一つはイノデの小池のミゾソバの除去でした。ミゾソバもきれいで、水辺公園では貴重な花ですが、コガマと競合しコガマを駆逐する勢いなので、少し抜いたのです。久々に大勢で作業し、あっという間に終わりました。大勢で活動するのはいいですね。(Ya)

2025年7月10日(木)キイトトンボの写真が撮れました。

 何時間も昆虫を追いかけているのではなく作業の行き帰りや合間に(いないかなー)と見る感じなのでなかなか巡り会えないのですが、9日は二つよいことがありました。
一つは写真のキイトトンボを撮影できたことです。今年は異常気象のせいか約10日遅く出現しました。やっと写真が撮れました。水辺公園の代表的なトンボの一つ。希少種です。もう一つのよいことは、チョウトンボを見ることができたことです。私は今季初めてです。写真はうまく撮ることができませんでしたが、あの幅広い黒っぽい羽のチョウ、楽しみました。(Ya)

2025年7月9日(水)チョウトンボが飛ぶ水辺公園。

 今年も飛んでいます。7月の初めから情報はありましたが、信頼する筋ではなかったので投稿しませんでしたが、5日の自然観察会で、昆虫専門の内舩学芸員と友の会会員数人が見ているので、まちがいありません。残念ながら写真は撮れていません。掲載した写真は昨年のもので、会友渡邊康徳さんに掲載を承諾していただいているものです。今年は♂も♀も確認できています。ここ数年見ることができているので、もしかすると水辺公園で発生しているのかもしれません。しばらく楽しめそうです。なおキイトトンボも例年より10日も遅かったのですが出て来ています。(Ya)

2025年7月7日(月)ああ、すっきりした(MO)
僕ら人間ってその昔、樹上生活してたんです。地上は怖い。食べるものは主に葉っぱに木の実、食べて2時間、消化に2時間、そして吸収に2時間、その間コアラみたいに動けないから木の上でじっと隠れてるしかないんです。そんな僕ら人間が火を使えるようになって生活激変。肉だって焼いてしまえばいきなり消化しで吸収、たった2時間で排泄してすっきり。胃腸も次第に短くなった。すぐまた獣を追っかけられるから、もうマンモスだって怖くない。だから、地上に降りて集団でいい暮らしができるようになった。
それをさらに上を行くのが、ご存じ鳥類。朝、木の実を食べたかと思うと即プッ!あとは身軽に空の上。便秘の鳥なんていないんですよ。きっと。

2925年7月6日(日) キッズ自然教室(土曜)は草木染でした。
「タデアイの生葉染め」をしました、摘んで、ちぎって、ミキサーにかけ、布に絞りを入れ、液に浸し、洗って干すというもの。約1時間。草木染グループの方々に教えていただきながら空色系の、この世に1枚しかない、すてきなハンカチが染め上がりました。暑い中皆さんお疲れさまでした。
この日はキッズ自然教室で初めて七夕飾りを作りました。願いが叶ってくれればうれしいなー。(Ya)

★2025年7月4日(金) ハンゲショウの葉はなぜ白くなるか?
毎年この時期になるときれいな白い葉を見ているのですが、なぜなんだろうと疑問に思ってきました。花が目立たないから虫を呼ぶために白くしてと説明にはあって私もそう思っていました。でも虫は来てないのです。夜は見ていませんが昼は来ていません。長年疑問に思っていたのですが、先日答えを考えました。ハンゲショウは大昔は虫に受粉してもらい種の生存を果たしてきた。でも何らかの理由で虫が寄り付かなくなり、根で増えるように変化してきた。今私たちが見ている白い葉は白くなる必要はなくなったが、以前の習性が残っていて人間が楽しんでいるだけではないのか。この先、長い間には白くならないように変わるのではないか。以上、とんでもなく乱暴な思いつきでした。(Ya)

★2025年7月1日(火)ハンゲショウ公開に720人。

21日から27日までの1週間の来園者数が720余人。駐車場がない状況の中では多い人数です。また近年の傾向ですが、東京・横浜など市外の方の姿が多かったようです。神奈川新聞や「はまかぜ」で紹介していただいたことが大きな原因かと思いますし、インターネットで検索できる現代の風潮を表しているのかもしれません。
7月1日は暦の上では半夏生。白く化粧した10万本のハンゲショウを見て楽しんでいただけたのではないかと思います。多くの方々のご協力に感謝します。(Ya)

★2025年6月26日(木)ヒメコウゾとタシロラン
ハンゲショウ群生地公開も残り2日。皆さん天気予報を調べながらいらっしゃっています。横浜など遠方からおいでになる方が年々増えている印象です。私たち案内係りのテントの傍にヒメコウゾの木があります。今赤い実がたくさんなって目立っています。これ何ですか?と質問が当然出ます。そしてその流れで食べてみるとなるわけです。少し甘いとなかなか評判です。またタシロランをご存じの方は、今ないんですか?と質問されます。いつもより遅いのですが、ボツボツ出てきました。現在35本くらいかな?25日は今季初、タマムシの飛んでいるのを見ました。(Ya)

★2025年6月24日(火)チョウモニタリングの結果は?
19日にチョウのモニタリングがありました。結果は、期待したほどにはチョウに巡り合えませんでした。
しかし、写真の幼虫=ジャコウアゲハの幼虫を確認しました。大きくなっていて、今にも蛹になりそうな。でもどこに行って蛹になるのか、あらかじめ教えてほしいものですが(個人情報かー)。その他、キイトトンボはまだ見つかりません。チョウトンボもまだです。写真のようにネムノキは満開のようですが、アゲハ類がたくさん飛んでいる姿は見えません。タマムシもまだ見つかりません。普段の年の様子とはちょっと違っているような。異常気象のせいかな?昆虫たちも必死なんだろうけどね。(Ya)

★2025

年6月22日(日)ハンゲショウ公開へどうぞ。

 朝から暑い日が続いていますが、聖なる池には涼しい風が吹いてきます。ハンゲショウ群生地の公開初日はまあまあの人でした。一面の白いハンゲショウを見て、すごいという声が度々聞かれました。21日はちょうど夏至の日。夏真っ盛りの風景を見に来てください。写真はコクランとタシロランです。こんなのも見ることができます。(Ya)

★2025年6月21日(土)今日からハンゲショウ群生地の公開です。

 10万本の白いハンゲショウと珍しくなった田んぼのある風景やアシ・ガマなどが生える湿地の風景を見に来てください。絶滅危惧種のアサザやミズキンバイも咲いています。ネムノキも咲き出しました。トンボやチョウなど昆虫もいろいろ見ることができます。期間は27日まで。10時から15時まで。暑いので熱中症に気をつけてください。(Ya)

★2025年6月19日(木) 6月は期待するものがたくさん。

数日前に、カルガモの赤ちゃんが見られず残念と投稿しましたが、6月は実は期待するものがいろいろあるんです。①アサギマダラ…旅するチョウが北上する時に水辺公園に寄ってほしいと期待しているのです。②タマムシ…そろそろ見られるかと期待しています。③キイトトンボ…例年中旬には出てくるのでそろそろかな?➃チョウトンボ…これはここ数年下旬から見られるのでそろそろかなと期待しているのです。ということで、アカシジミ以外にもいろいろと楽しみです。写真は久しぶりに見たカタツムリ。(Ya)

★2025年6月17日(火)ミミズがいいんです。

ミミズの重要さを今つくづく思う。展示室のトウキョウサンショウウオのエサにしているのだ。しかし、冬の間はミミズを取るのは難しいのでミールワームという商品を与えている。でも微生物いっぱいの自然のものにはかなわない。ミミズの繁殖を試みたことはあるがうまくいかなかった。今の季節は探すのが比較的容易だから、せっせと与えたい(あまり食べないが)。何しろ、展示室にいる2匹は超長寿。老後を大切にしてあげたい。なお、夏にミミズが道路で多数死んでいるが、原因は不明だそうだ。もったいない!(Ya)

★2025年6月15日(日)ハンゲショウ公開へ準備オーケー。
14日は、21日からの公開に向けての準備作業をした。アシ刈りはほぼやり終えた。橋が不具合だったので新しいものと交換をした。このところ土曜のたびに雨だったし、けが人が出たりして、大勢での作業ができなかったが、久しぶりに14日は大勢で作業後のお茶会もできた。写真のようにハンゲショウの葉が白くなってきています。あと1週間。もっと白くなってくるでしょう。白いキャンバス。10万本のハンゲショウ。見に来てください。(Ya)

025年6月13日(土)鳥のこと 遠くを見る目(MO)
 10年ほど前、初めてモンゴルに行った際、運転手が運転中「あの岩の左手に羊がいますよ。」と、言った。200mほど先だが動いていないのでこっちにはさっぱり分からなかった。次にモンゴルに行った際、別な運転手が、「湖の向こう岸に、白いオオハクチョウがいます。」と言って、私が見えないと言うと私のカメラで写して「ほら」と見せてくれた。「ねぇ、視力はいくら?」と聞いたら「今は3.5くらいしかない。」とのこと。多分、検査法は、私たちと同じなんだろうから、同じ目でありながらこうも違うものかと驚かされた。
 鳥、特にワシタカの目は、構造も餌の動物の見方も全然違うものだろうけど、さらに優れていることがよく知られている。上昇気流に乗って高い上空を旋回しながら、地上のウサギや小さな昆虫の姿もとらえて狙いを定める。そして、あっという間に下降して、その最中も下の獲物をさらにはっきりと捕らえ、位置を修正しながらどんどん近づく。そして、足の爪でがっちりと捕らえて再び上昇する。皆さんもトンビにアブラゲならぬおむすびを取られた人もいるでしょう。アンビリーバボー。

★2025年6月12日(木)カルガモのベビーは今年も見られず。

 カルガモの赤ちゃんは今年もダメでした。残念。写真は数年前ですが、このようなほのぼのとした光景を見たいなと思っているのですがね。
 6月はアカシジミを見られる時期で期待していますがどうでしょう。ウラナミアカシジミは見たのですが。ところで全く予想外のうれしいことには、8日に、築山にヒキガエルがいたので捕まえてきたとBeさんが大きな水槽を指さしました。ウシガエルかと思うほど大きいのがいました。次の日に放しましたが久々のヒキガエルでした。写真を撮り忘れてしまったので後日。梅雨に入りました。ネムノキが11日開花しました。(Ya)

★2025年6月10日(火)田植え その③

 今回はオニギリの話です。前年度のキッズ自然教室で収穫した赤米を白米に混ぜて炊いてオニギリを作りみんなで食べる…これはかなり前から行っている。青空のもと、大勢で食べるのはたいへんおいしいです。今回は白米:赤米を約5:1の割合にしました。田植え2日後のきれいな田んぼの画像も投稿します。(Ya)

★2025年6月9日(月)田植え その②

 田植えの後はザリガニ釣り。釣る楽しみもあるが駆除が目的だ。最近かご罠にかかる数が少なかったのでどうかな?と思っていたが、35分間で103匹、まずまずの数が釣れた。ザリガニ釣りは最近機会がないようで、楽しそうだった。たくさん釣ってほしいけど、いなくなってほしい、と複雑な心境です。(Ya)

★2025年6月8日(日)田植えをしました。その①

 いい天気のもと、田植えができました。バンザーイ。ほんと、この頃天気が心配で。水辺公園の田んぼは構造上、水が抜けず、30センチほどの泥沼です。その泥沼に足を取られながら子供たちはがんばって田植えをしました。約40分の泥との格闘!写真で想像してください。(Ya)

025年5月31日(土)鳥のこと その7 ヒヨドリさんごめんなさい(MO)
 今の今まで、私はヒヨドリさんを馬鹿にしていました。ヒヨドリさんは波を打って飛びます。比較的小さな鳥にはそういう飛び方が多いです。あれは、ぷきっちょで羽を動かすか羽を止めるかの2パターンしかないからだと思ってました。だから、そのまま動かしてるとどんどん上を向いちゃうんで羽を止める。そしたら下を向いちゃうんてまた羽ばたく。結果として波を打つしかない--ちっとは考えろよ!ヒヨドリさん。皆に受けた(^^)/
 しかし、つい最近分かりました。あれは羽を休めることができる合理的な飛び方だって。だから、大きな鳥に襲われているときはそうではないし、止まろうとする時とか細かい動作もちゃんとできる。ヒヨドリさん、セグロセキレイさん、みなさん、ごめんなさい。

竹林の真竹

2025年5月29日(木)シモツケ2種。
四季の池の周りに、シモツケが咲いています。ピンクと白。シモツケって高原などで咲いていると思った時もありましたが町でも普通にあるんですね。きれいに咲いています。梅雨入りが間近なのでしょうか、すっきりしない天気が続いています。
竹林の真竹が伸びてきています。バンバン切らなきゃ。(Ya)

★2025年5月27日(火)ウラナミアカシジミに会えた!

 23日の14:30ころに公園に行ったら、チョウモニタリングに協力していただいているSさんご夫婦がいらっしゃって、興奮気味に『ウラナミアカシジミがいるよ』と教えてくれた。アジサイの葉の上でしばらく動かなかった。久しぶりだった。うれしかった。この調子でアカシジミにも会えるといいな。また5月の末はカルガモの子の誕生の時期。今年はかわいい姿を見ることができるだろうか?期待しているが。(Ya)

★2025年5月26日(月)ついに倒れる!カラスザンショウ。

今まで9/17 、10/29、12/18 と3回紹介してきたかっこいいカラスザンショウ。この公園のシンボルの一つである木がついに倒れた。倒れたというより折れて、先が水につかってしまった。しばらくはこの状態で生きているだろうが、危険なのでそのうち倒すしかないだろう。ついに倒れてしまったか。いい景色を作ってくれていたのに残念だ。6月の21日からはハンゲショウ群生地公開がある。その時など正面からながめて別れを惜しむことにしよう。(Ya)

★2025年5月25日(日)ハンゲショウ群生地のアシ刈り!
土曜のたびに雨だったので24日は久しぶりに大勢でアシ刈りができました。ハンゲショウを踏まないように注意しながら、腰の痛みをこらえ、腕のだるさに耐えながら作業しました。なかなかきついけど達成感は大きいです。
別の写真は稲の苗を田んぼの水につけたものです。丈が12~3センチほどに伸びてきました。
この日は女性会員二人がオグルマやイヌゴマの保護作業をしました。(Ya)

025年5月24日(土)鳥のこと その6 ヒヨドリ越え? (Mo)
 皆さん、ヒヨドリって好きですか?たいていの人は「べっつに。」ですよね。お百姓さんは大切なキャベツが芯を食われて「ちぇっ!ヒヨか。」です。キャベツ1個をみんなで食べるんなら別ですが、芯の美味してとこだけ食べて次へ行くんですからそりゃ嫌われますよ。
 ところが、私は素晴らしい光景を見たんです。場所は伊豆大島、私のプライベートビーチ。時々缶ビールを片手に夕暮れ時に行ってたんです。砂浜で、右手は急な崖。その凪いだ海面の上に無数のヒヨドリが輪を作ってぐるぐると舞ってるんです。それはまるで土星の輪のようにぶつからないように回りながら遠くに行ったり近くに来たり、また輪のまま崖を駆け上がったり。その時は崖にいる仲間のヒヨドリたちに「思い切って君たちもおいでよ。」と言っているみたいで吸い寄せられるみたいに崖にいる仲間が輪に加わっていきます。ヒヨドリは春と秋に渡りをするそうです。「さあ、皆で行こうよ!」そう言っているようでした。ヒヨドリごときに感動したのはビールのせいでしょうか?

アサザ
ニッコウキスゲ

2025年5月22日(木)アサザ・ニッコウキスゲ
絶滅危惧種アサザがいい感じで咲いています。相変わらず隣のエビモが気になりますが、今は負けていないようです。この勝負は秋まで続くのでしょうか?とにかく毎日たくさんの花が咲いています。
また、黄色つながりで言うと、ニッコウキスゲも咲き出しました。10株弱ですが四季の池ベンチ後ろにあります。高原の群落は見事ですが、やはり少なくては物足りないかな?(Ya)

ヤマボウシ
マユミ

★2025年5月21日(水)ヤマボウシ、マユミ
下ばかり見て歩いていると頭上に咲いているきれいな花に気がつかないで通り過ぎてしまう。今水辺公園には、ヤマボウシとマユミが咲いている。ヤマボウシ……いい名前をつけてもらったね。だってクソとかつけられている植物もあるし、イヌと名のつく植物もたくさんあるんだから。写真は植物調査担当のIさんの提供でした。(Ya)

★2025年5月20日(火)アシ刈りだー!  

6月21日からのハンゲショウ群生地公開まで1か月。10万本の白いハンゲショウに満足してもらうには、ある程度アシを刈る事が必要だ。自然を見てくださいと言っても、アシに覆われている状態ではね。アシはヨシ(善し)と同じものだが、ハンゲショウの中では「悪し」だ。アシを刈るといっても、これがなかなかの難事。アシはハンゲショウの中にバラバラに生えているのでハンゲショウを踏まないで、できるだけ下部を切る。足元は泥状の所が多い。高枝切りも使って、歩き回らないで切る。というわけで、この公開の前はなかなかのハードな作業だ。雨の多くなる季節だががんばろう。白いキャンバスと田んぼの風景を見てもらうために。(Ya)

025年5月17日(土)鳥のこと その5 自然淘汰説? (Mo)
 釣り船に乗ってさあ釣るぞ!と意気込んだら、まず近場で餌を釣るという。サビキを入れたらイワシや小あじが入れ食い状態。「どちらも、うっまそお!」ところが船長はイワシを残して後は捨てろという。そう、魚にとってイワシが圧倒的に美味いんですね。栄養もあるし。気持ちわかります。
 まてよ、ダーウィンの自然淘汰説では、「生物集団において、環境に適した形質を持つ個体がより多く生き残り、子孫を残すことで、その形質が世代を超えて広まっていくる」と言っている。もし、毒を持つイワシが現れたら、圧倒的に生存に適しているよね。魚はおろかウミネコだってもう餌とは思わないはず。これだけ数の多いイワシにどうして毒を持ったものが現れないんだろう?ダーウイニズムっておかしくね?(上がり調子で発音)また、夜も眠れなくなった。
 また、AIに聞いてみた。ずいぶん遅い回答があった。「イワシは他の生存戦略(数で勝負)を選んだのです。」ホントかい。なぜ生存戦略が一つだけ?最後に遠慮しながら「ダーウィンの法則は修正がいるのでは?」「あのその、そうなんです。群れとしての生存戦略とかいろいろ修正の方向にあるのです。」とか分かったような分からないような--。皆さん、どう思います?

サイハイラン
エゴノキ

2025年5月15日(木) 私は「サイハイラン」です
今見頃なのは写真のサイハイラン。枯れているのではありません。こういう色の花なんです。サイハイとは「采配」です。武士の大将が「行けー」とか「進めー」とか命令する時に振るうあのふさふさしたものがついている指揮棒。花の感じがあれに似ているから付いた名だそうです。これがここ数年、聖なる池のあちこちに増えて来て、現在30株以上ありそうです。残念ながら規制区域内なので一般には見ることはできないですね。観察会などで見てください。
写真のもう1枚はエゴノキです。花が満開です。少し下を向いて謙虚に咲いています。(Ya)

2025年5月13日(火) ムクザウルス登場!

 以前作ったカラザウルス1号に加えてムクザウルス1号も登場。10日のキッズ自然教室の籾すりでは先輩に負けじと活躍しました。この日に間に合わせようと、Beさんが、ちょっと乾燥が足りないかなというのに目をつぶって作りました。子どもたちは珍しそうにおもしろそうに回していました。これからも活躍しそうです。籾すりの様子は11日の投稿に写真が載っています。(Ya)

★2025年5月11日(日)キッズ自然教室。第1回 籾まき。
よくあるのは、田植えと稲刈りの2回のイベント。しかし水辺公園では、籾まき→田植え→稲刈り→脱穀とオール体験する計画だ。おまけに、作った米をオニギリにして食べることまで。毎年好評だ。昨日10日、籾まきをした。雨で自然観察や生きもの捕りなどはできなかったが、肝心の籾まきは実施。箱の土の上に芽が出かかっている籾を小さな手で持ってまいていた。次は6月7日の田植え。苗は10cmほどに成長しているかな?写真のもう1枚は籾すりをしているところ。去年収穫した米の籾すり。これも人気だった。(Ya)

025年5月10日(土)鳥のこと その4 何故分かったの? (Mo)
 20年ほど前、油壷の小網代湾で、よくボートで釣りをしていました。その時の出来事です。
周りではウミネコが「なんかクレクレ!」と催促します。そこで、小魚をポイと投げてやるとサッと寄ってきて水面から咥えていきます。何匹かやった後、キタマクラ(すごい名前の毒フグですね)を投げてやると、サッと寄ってきても間近でハッと気が付いて飛び去ってしまいます。
 寄ってくる途中で分かるんですね。でも、考えてみると変ですよね。そのウミネコはどうしてキタマクラに毒があると知ってたんでしょう?考えてみると眠れなくなりました。以前食べたんなら死んでしまったはずでしょう?友人をなくしたというのでしょうか?
 AIに聞いて、だいぶん分かりました。鳥は、吐き戻しができるというのです。おそらく、食べてる途中で変な味に吐き戻しをしたのでしょうと言うのです。それで、キタマクラの顔を覚えてたとか。でも、ウミネコ全部がキタマクラを食ったことがあるわけじゃないので、一部の個体の“学習”や“回避行動”が、周囲の個体にも影響を与えたのでしょうとの答えでした。正解とは言えなくても、近いのでしょうね。鳥にはひなに餌を与えたりするための吐き戻しの能力があるのです。

2025年5月9日(金)チョウモニがありました。
写真はジャコウアゲハの卵です。個人情報を守るためにボカシました(冗談)。オオバウマノスズクサの葉の裏についています。チョウには食草というのがあって、卵から孵った幼虫が食べる植物が食草というわけで、ジャコウアゲハの場合はオオバウマノスズクサというわけです。ウマノスズクサもオーケーです。これは昨日の調査の時に発見。これから楽しみです。幼虫の様子をまた後日投稿します。昨日はアゲハなどいろいろ出ました。きれいなカラスアゲハも見ました。いい季節ですね。明日は大雨かな?キッズ自然教室なのに。(Ya)

2025年5月6日(火)ノイバラとツルニンジン…植物の特徴を知らなければ。

 ノイバラ…別名ノバラ。聖なる池の門を入ったところに咲いている。数年前までは今ほど花は多くなかった。周りの樹木を伐った結果、陽当たりが良くなって増えてきたようだ。ノイバラは太陽が大好きのようだ。
 もう1枚はツルニンジン。花が咲く前に腐ったり枯れたりしていた。今年は今、私の頭の高さまでツルが伸びてきた。背の高い支柱を添えれば伸びていく植物だということに気がつかなかったのだ。植物それぞれの特徴を知ってつきあっていくことの大事さを思う。
 10日からキッズ自然教室が始まる。どんな子たちが来るのかな?(Ya)

2025年5月5日(月)自然観察会がありました。
今日は子どもの日。世界中の子どもたちの健康と幸せを願う日。でも現実には戦争あり、飢えあり、病気あり、虐待あり・・・不幸せの状況が多いですね。写真は昔子どもだった方々ですが、3日の自然観察会の最後の場面です。いい天気で気持ち良かったです。右の端の方は横須賀自然人文博物館の内舩学芸員さんです。昆虫専門で、講師として来ていただいています。またもう1枚の写真は、里モニの植物調査の中心メンバーです。皆さん植物に大変詳しく植物の名前などをたくさん覚えていてすごいと思います。写真掲載の機会ができたので載せました。(Ya)

2025年5月4日(日)昨日は田植えの準備を始めました。
写真は田んぼに刺してある棒(カエルの産卵数を数えるために刺した)を回収しているところと、もう一つは籾播きの籾を水に浸けているところです。1週間で芽が出るか出ないか微妙な状態がいいのですが、うまくいくでしょうか?とにかくあと1週間後にはキッズ自然教室に応募した15人が来て、籾播きをして、今年度の自然教室が始まるのです。今回はどんな出会いが待っているかな?楽しみです。(Ya)

2025年5月2日(土)鳥のこと その3 鳥にも個性 (Mo)

 水辺水辺公園は今、ウグイスが我が世の春とばかりに囀っています。人間が聴いても うまいっ!と思う声はメスもそう思うのでしょうね。訓練の成果なんだから報われて当然です。バチパチ!
 ところで、皆さんウグイスと出会ったことがあるでしょうか?ウグイスって藪の中にいてめったにお目にかかれない鳥ですよね。私も思い返してみても数えるほどしか会った覚えがありません。それも、ウグイスも「あっ、しまった!」と言わんばかりに、再び藪の中に消えてしまいます。
 そんなウグイスですが、ある日伊豆大島の別荘に独りているときのこと、家の軒にヒョイと留まったことがあります。私はすぐそばにいたので、距離としてほんの2~3mですよ。たまげたのは私です。こんなそばに、そしてこんなにくつろいでいてくれていいのかい。どうしちゃったの?
臆病なはずのウグイスにも、個体差ってあるのですね。忘れられません。ありがとう。
(AIって、いくら説明してもこんなウグイスしか描いてくれませんXX)

202年5月2日(金)アサザ咲き出す。明日の自然観察会へどうぞ

5月1日、アサザが咲いているのに気がつきました。昨日は咲いてたっけ?きりが良いところで5月1日開花と記録しましょう。これから9月まで?10月まで?長い間楽しませてくれる花です。水辺公園の代表的な花、絶滅危惧種です。
ところでアサザのすぐそばにある薄茶色のものはエビモという藻です。冬の間カモ類が食べていました。エビモとアサザ、どうなるんだろう、どちらかが勝つのか、共生するのか、少し心配していますが当面は様子を見ようとなりました。5月の期待はアサザとアカシジミとカルガモの子でした。まずアサザはクリア。残りも期待したいですね。(Ya)

2025年4月30日(水) カマツカ
丸い花弁が5枚のこの花は、カマツカの花です。かわいい花ですね。図鑑には、山野に普通に生えている木とありますが、私は水辺公園に来るまでは知りませんでした。ここには聖なる池の中ほどに1本あります。
秋には小さな赤い実ができます。以前は花が少なかったのですが、陽当たりが良くなったからか、最近はたくさん咲くようになりました。固いので、鎌の柄にしたそうで、そこからカマツカと呼ばれたと書いてあります。3日の自然観察会に来られた方は見てください。(Ya)

★2025年4月29日(火)ハンショウヅル

 シロバナハンショウヅルから約1週間遅れてハンショウヅルが見頃を迎えています。竹林の手前、南側の林縁にあります。この「花」(外側の紅紫色の花のように見えるのはがく片)の形が半鐘というわけですね。毎年たくさんの「花」が付きます。今年も30個以上はあるかな?水辺公園には現在もう一つ小さな株が奥の池の方にあるだけなので、増やそうと工夫しているのですが、何回も失敗しています。今年も挑戦するぞー!(Ya)

ホウチャクソウ
ナルコユリ

2025年4月27日(日)ホウチャクソウとナルコユリ
二つの写真はホウチャクソウとナルコユリです。なかなか見わけがつきませんがホウチャクソウは枝の上部が二つに分かれています。この二つが今咲いていていい景色です。
26日は早朝探鳥会。先月と比較すると鳥の種類は減ってしまいましたが、目に青葉・・のやさしい新緑の林の中で、鳥の声を聞き、健康的な時間を過ごしました。先月から来ている小学1年生の男子(YH)君は、今回も元気に観察していました。楽しみです。(Ya)

2025年4月26日(土)鳥のこと その2 やさしい関係? (Mo)
20年以上昔の話 とある自然観察園の「鳥と木の実のやさしい関係」という講座があるというので朝早く聞きに行きました。「やさしい関係」っていうのがなんとなく気になったから。
いきなり「鳥は軽くなるため消化器官が短くて食べたらすぐに糞をします。ちょうど良い時間なので探しに行きましょう。」と外に連れて行かれました。鳥の糞がこれほど貴重だったのは初めて。他の人が見つけるのがうらやましい。
そして、運よく見つけた人はそれをガラスの容器に入れてさらに講師が水を入れてかき混ぜて、「これは--の実で」とか、「--の種が残っています。」「多分この糞の鳥はXXXでしょう。」と、とっておきの笑顔でこの糞に残っている種がやがて芽を出すという木の戦略を解説してくれました。私も身を持って体験しました。でも、解散した後、あの「やさしい関係」って一言はやっぱり騙されていたのかなぁ?
こんな講座をうちの水辺公園でやったらどうなるだろうか??そして。対象は大人?小学生?

キンラン
シロバナハンショウヅル

2025年4月25日(金)キンランとシロバナハンショウヅル
キンランは常緑樹の根に付く菌から栄養をもらって成長するので、キンランだけ盗んでも死んでしまいます。木の根っこも盗むのは不可能です。野鳥ののぞき窓の近くに今年も咲きました。光の丘テニスコートの方にはたくさん生えています。
それからシロバナハンショウヅルは前に紹介しましたが、花がたくさん咲いています。新緑がまぶしい季節になってきました。(Ya)

2025年4月23日(水) ヤマユリ公園になるのは何年後かな?

 神奈川県の花はヤマユリ。水辺公園では最奥の池手前の斜面に自生していて、年々少しずつ増えてきました。さらにここ数年、そのヤマユリの種を利用して増やそうとしています。なぜか?あそこは規制区域なので四季の池の方で咲かせて楽しんでもらおうとしているのです。写真は種を蒔いて2年目の苗。大きいのは10cm以上。去年・今年と50本以上植えました。管理人のTiさんからいただいた近隣の山のヤマユリの種からの苗も30本くらい植えました。野鳥の池と四季の池と竹林の斜面にです。何年経ったら花が咲くでしょう。2年後?3年後?Beさんは今年の総会の席で、水辺公園はヤマユリ公園となるかもしれません、と言いました。そうなったらいいな。(Ya)

生まれたてのヤマサナエ

2025年4月22日(火)チョウモニタリング結果。
20日は曇り。風がやや強く、チョウの調査を始める前は、今日はチョウは飛ばないかもな、と暗い気持ちだった。案の定初めは姿を見ず、今日もダメかな?と思っていたら、だんだん出てきた。トンボの生まれたばかりというのも何匹も出くわした。大きいクロコノマチョウも久々に見た。色鮮やかなベニシジミ、モンシロチョウ、ツバメシジミも見た。結局最後はまあまあの確認数で満足。ミドリシジミやアカシジミも見たいね、と夢のような話も出て、楽しく終わることができた。めでたし、めでたし。写真は生まれたてのヤマサナエということだ。(Ya)

★2025年 4月19日(土)キッズカブトムシ
小学生の子供たちに、公園の自然の落ち葉の中で育ったカブトムシの幼虫を自分で発見して持って帰ってもらう日が来ました。
と、言っても相手は自然の産物です。試し掘りではいつもよく出る場所は芳しくなく、子供たち14人にあげられるかどうか?そこで、事前におじさんたちはあちこち探し回りました。心配は吹き飛びました。始まってしばらくすると男の子の歓声が聞こえ笑顔が見えました。そして、次々と大きな幼虫をケースに入れることができました。
目的の一つが子供たちが幼虫を自分で見つける感動を知ることです。ほぼ全員が幼虫を発見できたので、管理室裏の広場に戻って幼虫から蛹、そして成虫になるまでの世話の仕方を勉強してもらい解散しました。子供たちの記憶の一つに残ってくれればと願うばかりです。(Mo)

ヤマネコノメソウ・ツルカノコソウ・ニリンソウの小道
ツボスミレ

2025年4月18日(金)今日も独占、いい景色「ヤマネコノメソウ・ツルカノコソウ・ニリンソウの小道」と名付けた南側山裾の小道の写真です。年々ニリンソウが増えているようです。そしてツボスミレも咲き出しました。17日は風も落ち着き、太陽の光が暖かく、いい散歩日和でした。田んぼ前のイスに一人座って、シュレーゲルアオガエルとウグイスの鳴き声を聞き、のんびりできました。田んぼにはたくさんのメダカとオタマジャクシ。サクラの花が終わって、新緑の輝くいい季節になりました。
ところで明日はキッズカブトムシ教室。14人の子どもに一人2匹ずつは取らせたいな。(Ya)

2025年4月16日(水)まだ見頃、ニリンソウ。シロバナハンショウヅルも。
風の強い15日午後、野鳥の池の通路を歩いたら、ニリンソウが満開でした。今が見頃って感じ。歩いている人がいない時間だったので、しばし独占してながめていました。もう一つ、シロバナハンショウヅルも花が咲いていました。70輪も花がついていました。こんなに多いのは珍しいですね。この公園にはシロバナハンショウヅルがあちこちに5~6株もあるんです。赤紫色のハンショウヅルはまだ蕾です。(Ya)

2025年4月13日(日)ツマキチョウに会えた!総会終わる。

今の時期にしか会えないツマキチョウに会えました。12日午後、事務所裏にいました。何か少し黄色いぞというので網で捕えたら、ツマキチョウ!ヤッター。久しぶりに黄色の羽を見ることができました。うれしー。
午前中は友の会の定例総会。皆さんのご協力で滞りなく終わり、新年度がスタート。いいことがいっぱいあればいいな、と思ったら早速ツマキチョウの出現。うれしー。(Ya)

2025年4月12日(土)鳥のこと その1 鳥って恐竜? (Mo)
水辺公園では、毎月 第4土曜に早起きして恐竜を見る会が開催されております。えっ?それって早朝探鳥会だろうって。そ、そうなんですが、今時出没する恐竜って鳥さんだけなんです。
そうなんですよ。鳥類って恐竜が進化したものって思っている人が多いんですが、進化系統的にも分類学的にも恐竜そのものなんですよ。恐竜は、鳥として今も生きているんです。
図は、始祖鳥とキジを描いたものなんですが、どうです似ているでしょう?実際には、これは、始祖鳥がキジになったということじゃなくて、始祖鳥のいろんな仲間が進化して今のいろんな鳥になったようです。
皆さん、公園で鳥を見かけると「かっわい~い!」と思いながら眺めていると思いますが、あれは恐竜だからなんですかねぇ。それとも、恐竜に何らかの可愛がられる要素が加わって鳥になった?いずれにしても、鳥はかわいい。私も、鳥 大好きです。
皆さん、水辺公園に現存する恐竜を見に来てください。待っています。

2025年4月11日(金)今年初のチョウモニタリングはガッカリ。
さあいよいよチョウモニだ、と期待して始めたが、チョウは出なかった。おかしい。狂っている。この時期に1時間半で10頭なんて。見たのはキタキチョウ、ツバメシジミ、ルリシジミくらい。ツマキチョウは期待が大きすぎるから別にして、ベニシジミ、ルリタテハ、キタテハなどは出ていいはずだ。そんなことで、モヤモヤしていたので、スーパーでキアゲハ産卵用のパセリを買ってプランターに植えた。キアゲハやーい。写真の花はやっと咲いた、空色がきれいなホタルカズラ。これも遅い。(Ya)

2025年4月9日(水)桜の花が散っています。
桜が散る。ハラハラもいいし、桜吹雪もいい。本当にサクラは皆から好かれていますね。水辺公園の南ゲート傍の写真の桜は横須賀市の木=オオシマザクラ。この木について紹介します。2021年度の第32回全国「みどりの愛護」のつどいは横須賀市開催予定だったが、コロナ禍で中止。いらっしゃる予定だった秋篠宮皇嗣殿下同妃殿下により赤坂御用地にてオオシマザクラのお手植えがあり、その後横須賀平和中央公園に移植された。そのお手植えに使用された移植ごてを、友の会で、このオオシマザクラの枝を切って、Beさんが作ったのです(写真)。そういう話のあるオオシマザクラの紹介でした。(水辺公園だより87号に掲載)(Ya)

ニリンソウ
オオシマザクラとカラスザンショウ

2025年4月7日(月)ニリンソウ群生地公開終了!皆さん、お疲れさまでした。
当初の予定の7日間のうち3日が雨天だったので急遽二日間の午前中を延長して行った公開期間に、来園された方の合計人数は654人。30日の北下浦ウオークのおかげで昨年度に比して170人も多かった。最後の6日にはニリンソウは8割ほど咲いて、いい景色になった。この期間に見られた植物を記載すると、カントウタンポポ、キブシ、タチヤナギ、ウラシマソウ、モミジイチゴ、ヤマネコノメソウ、各種アケビ、オオアラセイトウ、シロバナタチツボスミレ、カキドオシ、シロバナハンショウヅル(蕾)など。懐かしい田んぼの風景、カエルやウグイスが鳴きオタマジャクシがいっぱい見られる景色、新緑が徐々に鮮やかになってきた静かな里山を楽しんでいただけたでしょうか?(Ya)

2025年4月6日(日)春らしい暖かい日がやっと。
5日はニリンソウ公開の延長一日め。暖かくなって大勢公園にいらっしゃった。桜の花はまだ散る様子はなく、お花見日和であった。自然観察会ものんびりと春を楽しんでいらっしゃる感じだった。聖なる池の方ではウグイスとシュレーゲルアオガエルの鳴き声がしょっちゅう聞こえ心地いい時間でした。
写真のシロバナタチツボスミレは数年前から咲き出した珍しい花。モミジイチゴは黄色い実が甘くておいしい。(Ya)

2025年4月5日(土)生き物と睡眠 その3 眠るのは誰?その2 (Mo)
その2で、脳を持たない動物も眠り、眠っている状態こそが本来の生きている姿なのかもしれないと書きました。
ここからは私の仮説です。「じゃあ、動物だけじゃなくて植物だって本当は眠っているんじゃないの?」と、調べてみたらそんな説もちゃんとあるんだそうです。昼夜の周期もあり、体内時計を調整する遺伝子もあるのです。もしかしたら、睡眠は、生物全般にみられる基本的で本来的な姿なのかも??そして、必要な時だけ起きていて、用が済むとまた寝るんじゃ?
植物は、普段ほとんど寝ているのです。そして植物だって時々大事な時は起きているんです。今の季節なら、竹はタケノコを出してムクムクと体を作り上げますよね。一生分の節をあっという間に作ります。その時は覚醒しているといえますよね。後はまたうとうとしながら成長をし固くなるのです。
一般的に木や草は大切な葉っぱを動物にかじられた瞬間、慌てて起きだして特殊なにおい物質を出して周りの植物に危険を知らせるそうです。さらに、ハエトリソウは虫が乗ると覚醒状態になって、慌てて歯を閉じます。そして、再び睡眠に戻った後、捕まえた昆虫を食べているんでしょう。
昔から「草木も眠る丑三つ時」とはよく言ったものですね。誰が言い出したんでしょう?そんな目で水辺公園を見直してみると、景色もまた違うものに見えてきますよ。

ハンノキ
ウラシマソウ

2025年4月4日(金)最悪の天気。5日6日、両日午前中にどうぞ・・ニリンソウ公開。

 昔を知っている会長さんは、このような天気は25年(水辺公園友の会は創立25年)で最悪だ、と嘆いています。2日は午後に雨が上がって来園者がポツポツ。3日も一日雨。金曜・土曜・日曜に期待しましょう。
写真は新芽が鮮やかな緑色のハンノキと背景に白い花のサクラ。そしてあちこちから顔を出しているウラシマソウです。(Ya)

しょぼくれニリンソウ
ニリンソウ
トリカブト

★2025年4月2日(水)ニリンソウ群生地公開を5日午前と6日午前を追加します!

 30日は300人、31日は40人。見に来られた方の人数です。多いのもうれしいのですが、少なくても、春の風景をゆっくり味わえるという良さもあります。それにしても寒い!写真のようにニリンソウの花(実はがく片)が開いていません。やはりお日様がほしい。ところで2枚目の写真はニリンソウの葉、3枚目はトリカブトの葉です。この二つ、見分けられますか?ニリンソウの若葉は食用になるといわれていて、たまに猛毒のトリカブトの葉と間違えて食べて死ぬ人がいるそうです。恐い恐い。
 タイトルにあるように土曜・日曜の両日午前中に追加公開します。ぜひどうぞ。(Ya)

2025年3月31日(月)ニリンソウ群生地の公開へどうぞ。

3月も今日で終わり。時の過ぎるのは早いですね。明日から新年度だ。何を期待しようかな?

30日の天気は曇りと晴れ。少し気温が低いが散歩するにはいいかもしれない。この日、北下浦ウオークというイベントがあって、水辺公園のニリンソウ公開まで足を延ばした方が、200名以上。おかげで午前中は賑やかで楽しい時間となった。ニリンソウの開花は少しさびしいものだったが、里山の風景、カエルの鳴き声とオタマジャクシ、ウグイスの鳴き声など、思い思いに楽しめたのではないかと思う。多くの方に来てもらいたいと思う。(Ya)

2025年3月30日(日)桜が一気に開花。

29日は最高気温が前日より13度も低いという年寄り泣かせの天気。雨も一日中降っていた。ところがその前日までが暖かかったので桜が一気に咲き出した。ここにもあるよとみんな自己主張し出したようだ。
朝公園に行ってみるといつも見慣れた景色なのに、今日はことのほかきれいに感じた。ボーっと見ていたかったけど寒かったのでやめた。池の水面の赤いのはアサザの新芽。これもいい色で景色を飾っていた。ウグイスがしきりに鳴いていた。田んぼの方ではシュレーゲルアオガエルがコロコロコロといい声で鳴いていただろうな。(Ya)

2025年3月29日(土)今日からニリンソウ公開、草木染作品展示
あいにくの雨模様になってしまいましたが、4月4日まで群生地を公開しています。雨天は中止です。天気予報では今までのように春うららの感じではありませんが、春の里山の自然を楽しみに来てください。
そしていつものように草木染グループが今までの作品を展示しています。28日に写真のようにメンバーが集まり展示しました。このグループは2006年2月をスタートに何と140回以上も染め作業をしているのでほとんどプロに近いグループかなと思います。ぜひ管理棟まで見に来てください。
ニリンソウは1分~2分咲き?(Ya)

2025年3月28日(金)生き物と睡眠 その2 眠るのは誰?その1 (Mo)
私は、眠るのが好きです。夜以外でも暇があると寝てしまいます。朝も、用がなければ布団の中でいつまでもうとうとしています。これが睡眠だ!といつも思ってました。
ところが数年まえ、クラゲが睡眠していることが分かってきました。その活動量に波があり、明らかに寝ているらしいのです。【脳もないのに】ですよ。そして、淡水の小さな生物:ヒドラで研究したところ、メラトニンなどの睡眠関連物質を見つけたのです。やっぱり、寝てるんだ!これには驚きました。高等生物よりずーっとずーっと以前から、脳を持たない単純な生物が寝ていたんです。つまり睡眠の先輩なんですよ。たぶん、夢は見てないけど。
いろんな生物を調べてみたら、人間もそうですが、よく寝る生物からちょっとしか寝ない生物まで色々いるんですね。
脳がないから、頭を休めるためでもない。先輩たちの睡眠とは何のためなのでしょうね。幸せを感じてるんでしょうかねぇ。さらに、生物はもともと命にかかわるときでなければ寝ていて、進化の過程で「起きている状態」を獲得したのではないかという新たな仮説も提唱されています。次回は、それについて(Moが)さらに考えたことをお話ししましょう。

オオシマザクラ
タチヤナギ

2025年3月27日(木)オオシマザクラ、タチヤナギ
公園の隣の矢崎総業研究所のオオシマザクラが咲いていた。このあたりでは早い開花だ。もうすぐ、こんなにサクラがあったんだというほど、山は薄いピンクの花でにぎわってくる。ヤマザクラ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、それらの交雑種、いろいろ楽しめる。春だー。でも週末からまた寒くなりそうだ。
それから田んぼのところのタチヤナギの花が咲いてきた。ヤナギといえばシダレヤナギ、ネコヤナギが有名だが、この公園はタチヤナギ。なかなかきれいな雄花序だ。木々の新芽も出て来て、花も咲き出し、春の里山の風景になってきた。残りはニリンソウだ。(Ya)

コスミレ
レンギョウ

★2025年3月26日(水) コスミレ、レンギョウ
竹林前のコスミレは何と花期が長いことか。3か月経ってもまだ花盛り。冬の寒い時期に他に先駆けて咲いてくれたコスミレ。もうそろそろお終いにしていいよ。種を飛ばしてまた来年もたくさん咲いておくれ。四季の池そばのレンギョウは漢字で連翹と書くらしいが書けるはずがない。中国原産で小さな花がたくさん咲く。春に黄色の花をたくさん見ると元気が出ませんか?ちょうど見ごろになってきています。
ところでニリンソウ。あと3日でどこまで咲いてくれるか?去年の公開初日は1分咲きだったが、今年は2分咲きか3分咲きか。がんばれーニリンソウ!(Ya)

カントウタンポポ
コブシ

2025年3月24日(月)カントウタンポポ、コブシ
聖なる池の門から30メートルの間の通路わきでカントウタンポポが咲きだした。カントウタンポポは日本古来のタンポポで、水辺公園では12年前から聖なる池の中で増やしている。侵略的外来種のセイヨウタンポポが圧倒的に多い中で、この区域は特別である。ニリンソウ公開が始まって中に入ったら見てください。セイヨウタンポポとの違いは身をかがめないとわかりません。
それから公園入口の大きなコブシの木の花がたくさん咲き出した。花は短い期間に散ってしまうが、見ごたえのするコブシだ。(Ya)

イノデの群生コーナーに
アスカイノデ

2025年3月23日(日)春が来た、春が来た、里に来た。
22日(土)は聖なる池の南斜面の一部をイノデの群生コーナーにしようとして灌木を伐採・整理した。そこは一日の中でわずかしか陽がささないところで、イノデの群生コーナーになるとちょっとした異界の雰囲気になりそうだ。イノデはほとんどアスカイノデという種類だそうだ。
早朝探鳥会は6歳の少年も含め10人の参加。ウグイスがさかんにさえずり、春が来たという感じだった。カワセミ・ジョウビタキ・ヤマガラ・カワウなどが見られた。
ニリンソウ公開まで1週間。暖かくなってきて咲き出した春の花を次回以降掲載します。(Ya)

2025年3月21日(金)生き物と睡眠 その1 その時アカガエルは?AI制作 ディレクター(Mo)
2月、雨の日の出来事】卵たちが無事に孵化することを願いながら、眠りにつく。
冬眠からの目覚め
長い冬眠から目覚める時が来た。冷たい土の中で、春の訪れを待ちわびていた。雨の匂いが、私を外の世界へと誘う。
産卵への衝動】体の中に、卵を産みたいという強い衝動が湧き上がる。仲間たちの声が、私を産卵場所へと導く。水辺を目指し、冬眠場所から這い出す。
産卵場所への移動】雨に濡れた道を、ゆっくりと進む。仲間たちと出会い、互いに励まし合いながら進む。産卵に適した、静かで穏やかな水辺を見つける。
【産卵】オスは鳴き声をあげ、メスを探す。そして、私はパートナーを見つけ、産卵の時を迎える。ゼリー状の卵を水の中に託し、新しい命が始まるのを見届けると、私たちの役目は終わる。無事に産卵を終え、安堵の気持ちでいっぱいになる。
再び冬眠へ】産卵を終えると、再び眠気が襲ってくる。春が来るまで、もう一度冬眠する。

2025年3月20日(木)畔の水漏れ修理。

 水辺公園の水路脇の畔は時々水漏れをおこす。昔、冬の作業の中心だった年が何年も続いたことがある。今でも油断せず時々漏れてないか見ている。原因はいろいろで、ザリガニが穴を作ることもある。掘り返してみて、ザリガニを見つけたことが何度もある。ここ数年補強作業をしてなかったところで水漏れを見つけた。今回は大々的な修復作業をせずに終わらせようとしている。掘って砂利と土を入れ、固めて・・・の繰り返し。杭を打ち込むところもある。長い時間はできない作業だ。そしてこういう作業もいろいろ勉強になる。道具の使い方、材料の選び方、埋める砂利と土を混ぜること…すべて頭を使う。人生死ぬまで勉強だ。(Ya)

2025年3月19日(水)アカガエルの産卵数は248個!

 16日は一日雨が降っていた。17日に公園の中の様子を見に行き、築山の裏に置いてあるプラスチックの箱の中を見たら、何とアカガエルの卵塊が2個もあった。この時期に?と思ったが、アカガエルしかない。そして事務所に戻って表に記入し卵塊の数を最終的に集計した。そしたら計算ミスが見つかり、結局合計は248個になった。10近く増えたのだ。これはすごい数だ。
 トウキョウサンショウウオはゼロなのに!少しそちらに回してもらいたかった。田んぼにはオタマジャクシがうようよ。見ていて飽きない。写真はタチツボスミレ。(Ya)

Way to enjoy 水辺公園 その3 水辺公園 全部見れます。

もったいぶっているわけじゃありませんが、水辺公園の奥まで全部見れる日が近づいてきました。
ニリンソウの公開日です。公開イベントは6月のハンゲショウと年2回なのですが、ニリンソウがこれだけ群生している姿を見られるのもうれしいです。
公開日時は  3月29日(土)10:00 ~ 4月4日(金)15:00  です。
そしてこの1週間は私たちが常駐しますので、”最奥の池”も含めて水辺公園のすべてが公開されます。皆さん、どうぞ天気の良い日を見定めて水辺公園に来て、ニリンソウを楽しんで、そして自然公園を隅々まで遊びつくしてください。アカガエルのオタマジャクシも、機嫌が良ければカワセミも、そしてさえずりを始めたウグイスも皆さんをお待ちしています。
もちろん、私たちも皆さんとご挨拶できるのをお待ちしています。(Mo)

2025年3月16日(日)クヌギを2本、上部で伐採。

15日の作業は、太くなってきたクヌギの上部の伐採だった。この日は最近木に登ったりチェーンソーを使う頻度が多くなかったNaさんが主役。他の5人はロープを引いたり片づけたりのサポート役。無事に2本の伐採を終えた。もちろんケガ無しで。これが一番。お疲れ様でした。切った枝は捨てずに利用。昔からの里山の工夫。さてこの冬は何本の樹木を伐ったことか。たくさん伐ったなー。それもそろそろお終いかな?
あと2週間で野鳥の池エリアの開放が再開する。整えなくちゃ。ニリンソウ公開も2/29からだからもうすぐ始まる。お彼岸が過ぎれば暖かくなってニリンソウが伸びてくるのかな?(Ya)

手前の四季の池

Way to enjoy 水辺公園 その2 水辺公園の楽しみ方の続きです。
4つの池は、皆同じではなくそれぞれ特徴を持っています。手前の池は、いわゆるゆっくりすごせる園といった所です。所々にベンチも設けられ、友達同士でいつも来られる方も多いです。そして、奥の池に行くほど自然が深くなってきます。いつか、母親に連れられた小学校低学年の女の子が泣いていました。母親に聞くと「暗さに慣れてなくて怖いんです。」と言っていました。ごめんなさい。
皆さん、「そこまで言うなら行ってみよう。」と思われるかもしれません。でも、いつも入れるのは手前の池だけ。奥の2つの池は、特別なイベントで開放日はありますが、他は事務所ご相談が要ります。無条件で入場していただいたら、足場が危ない場所もあり、また自然に対しても良くないこともあります。もっともっと来ていただきたいのですが、私たちの管理の限界があるのは残念です。
詳しいことは、ホームページの「公園の歩き方」を見てくださいね。(M0)

2025年3月14日(金)トウキョウサンショウウオの卵嚢・・今年はダメか。

去年は2月17日と3月1日に1対ずつ回収。数年後に期待して、3月10日から10回に分けて167匹の幼生を水路などに放流。でも今年は今まで卵嚢を発見できない!敗北宣言か!12月10日に「横須賀高校に負けるもんか!」と意気込んだ投稿をしたが、スタートからつまづいてしまった。悔しい。私たちの眼の届かないところで生まれ育ってほしいと思うだけだ。見つからなかった原因の一つは写真のトラップで捕えようとしているアライグマではないか、と疑っている。足跡はたくさん見つかる。でも敵は頭がいい。なかなかワナに入らない。が、続けるのみ。(Ya)

Way to enjoy 水辺公園 その1
今日から何回かに分けて、光の丘水辺公園をどう楽しんだらいいのかをご紹介します。
まずは公園でボランティアをしている私が、参加し始めて最初にこの公園が少し分かり始めたころ興味を持ったことをお話しします。おそらく、皆さんもこの水辺公園が他の公園と一味違うことが分かってくださるでしょう。水辺公園は、YRP(YokosukaResearchPark)の建物群の中に、元あった田園風景や山里その自然を復元し保全しようと作られたものです。中には4つの池があって、興味深いのは、2つの工夫です。1つ目は、下の池まで流れた水を、少し手を加えて上の池へ循環させていること。そして2つ目は、一番上(奥)の池は元あった土を一番上に敷いて、中の生物までそのまま蘇らせていることです。
こんなことでどこまで元の自然が保たれると思いますか?是非一度ご来園いただいて確かめてみてください。

★2025年3月12日(水) この泥でクワイを作ります。でも・・・。
昨日11日は東日本大震災14年。合掌。そして備えを更に。・・・きれいな花ばかりでなく、たまには泥の写真も。この栄養豊富な泥でクワイを栽培しているのです。出所は聖なる池の奥の方です。肥料を施さなくても水だけで立派なクワイができています。それが新年顔合わせ会でおいしい正月料理となってみんなの前に出てくるのです。事務所裏でバケツで栽培しています。小さな遊びととらえています。
ところで2017年のTV東京「池の水全部抜きます」のロケの時に四季の池の泥は少し減ったのですが、野鳥の池の泥はたまる一方。今は数十センチしか深さが無い感じで、その下は泥。水鳥もあまり好まない感じです。あの泥の多さはちょっと手が付けられない感じですね。あれで何かいいことはあるのかなー?(Ya)

アセビ
シュンラン

★2025年3月10日(月)馬酔木(アセビ)とシュンラン
9日から暖かくなってきました。春到来の宣言はまだでしょうが、一気にいきそうですね。写真は野鳥の池のアセビとシュンランです。陽の光を浴びて輝き出しました。アセビは四季の池周辺にもあります。
数日前にはウグイスの初鳴きが聞こえました。カモたちは北帰行かな?姿が見えなかったのですが。サンシヨウウオの卵はこの日も見つからず。(Ya)

2025年3月9日(日)また一つ倒木によるケガの心配が解決!
8日、斜面にある枯れたカラスザンショウ。もし倒れたら通路に達するという懸案の木を倒しました。倒す方向にロープで誘導するのですが、学校の理科の授業で“力の合成”を習ったけど、こういう実地の場ではなかなか生かせない。しかも滑車を使うとますます??結果は思った方向へバシャン!もちろんケガ無し。
寒い日でしたが、植物調査のグループの方が送ってくれたフキノトウの写真を見てホッコリ。みんなでおいしいコーヒーを飲んでお終い。(Ya)

2025年3月8日(土)ツバキの花びらで染めました。(3/7)

花びらを煮出し、シルクの布をつける。これだけでも薄く染まりますが、酢酸を入れると鮮やかなピンク色に変色しました。10人の女性の中に黒一点というか白一点というかShiさんが加わって草木染体験をしました。「初めての草木染、おもしろく、貴重な体験でした」との感想。日陰干しをするために袋に入れて大事そうに持ち帰りました。今年の草木染活動。上々のスタートのようです。(Ya)

ツバキ
ハンゲショウの芽

2025年3月7日(金)きれいなツバキの花びら 
 7日(金)は草木染活動の日。今回はツバキの花で染めるそうで、雨上がりの通路でヤブツバキの落下花をたくさん拾いました。決して枝に付いているのを取ったわけではありません。きれいですね。この花びらを使って染めるとどんなふうになるか、以前見せてもらいましたが、忘れました。楽しみです。ハンゲショウの芽が出ていました。花は6月なのに。
 それから、アカガエルの卵を、おととい見逃したのを含めて5つ見つけました。合計238個!!!
記録更新!サンショウウオの卵は未確認。(Ya)

2025年3月6日(6)里で自分だけのルートを
 光の丘水辺公園は、YRP(Yokosuka Reserch Park)野比が作られたとき、併設されて作られた公園です。そして、その元はのどかな田園風景が広がる里だったのです。実は、現在でもYRPの施設の南側、道路の先は、当時のままの原風景が楽しめる里が広がっているのです。
 私は、たまに時間に余裕がある天気の良い日には、その里を気の向くままにYRP野比駅まで歩いて帰るのが好きなのです。皆さんも、そのつもりで1時間ほどゆとりをもって水辺公園に来られて、スマホのGoogleマップなどを出しながらご自由にルートを探しながら歩いてみてはいかがでしょうか。きっと何かを発見できると思いますよ。(Mo)

ヤマネコノメソウ
オオアラセイトウ

2025年3月5日(水)春を待つ … ⑫ ヤマネコノメソウ、オオアラセイトウ
 今週は寒い!三浦半島は雪が降ってないが関東南部の平野では雪だ。4日も寒かったが公園では聖なる池にあるヤマネコノメソウが蕾をもっていた。高尾山のネコノメソウとは違うし数も少ないが、でも見ごたえはある。それからオオアラセイトウ別名ショカッサイ、ハナダイコンが少し咲き出した。もうすぐあちこちで紫の花が見られる。
 ところでアカガエルの産卵が確認された。10個も。2月21日以来見てないので終わりかな、と思っていたら、10個も。これで合計233個。すごい新記録だ。事務所裏のポリ箱の中の9個の卵塊は何かに食べられてなくなってしまった。油断した!田んぼの方はロープを張ったから大丈夫と思っているが。トウキョウサンショウウオの卵はない。(Ya)

2025年3月3日(月)小さなオタマジャクシ
2日は暖かい太陽が田んぼに注いでいた。その太陽の光を浴びて、オタマジャクシたちが動き出していた。まだ1㎝くらいの大きさで、生まれた場所から離れようとしない。かわいい、小さなオタマジャクシ。
竹林前の梅の木が花をつけていた。遅いですね。3日はひな祭り。公園の近くの農道脇の桃の花がやっと咲き出しました。トウキョウサンショウウオの卵は2日も見つからず。(Ya)

2025年3月1日(土)カエルクラブ2回目(3/1)
卵からオタマジャクシへ・・・家で飼い、しっかりと経過を見ただろうと思います。今回は水槽を持ち寄って交流しました。途中の水交換でオタマジャクシが死んでしまった人もいましたが、それも勉強の一つ。話の後は奥の田んぼへ行き、たくさんの卵やオタマジャクシを見ました。そしてその多さにビックリしていました。カエルの鳴き声が少し聞こえました。
「カエルを通して自然に親しむ」…2回の集まりでしたが、楽しそうでしたし、目的は十分達成されたかなと思いました。(Ya)