水辺公園Now!

気になる写真や画像は、クリックしてください。

★2024年12月13日(金)今赤い実は?   
12月の半ばになりますが、まだまだ冬の雰囲気はなく紅葉が楽しめそうです。今日は水辺公園で今見られる赤い実を紹介しましょう。植物調査班のご協力によります。写真の5つ以外では、センリョウ、マンリョウ、ナンテン、シロダモ、トキワサンザシ(ピラカンサ)、カマツカもあります。たくさんあって、名前がすぐ出てきません。
(Ya)

★2024年12月12日(木) クヌギの萌芽更新(崩芽ではありません)  
大雨などの被害で「崩」の字があちこちで見られる昨今、似ているので萌を崩と書いてしまいそうです。
萌芽更新とは、切ることで眠っていた芽が出てきて伸びるということですが知りませんでした。そういう樹木はコナラ・クヌギ・その他たくさんあるようです。昔から人々は20年くらいで切って薪にして・・・その繰り返しをしてきたといいますが納得します。写真のように伸びてきたのを見ると、元気が出ます。生命力を感じます。さて今年はどの木を切るのでしょうか?(Ya)

★2024年12月11日(水)樹木伐採   
昨10日は植物調査(里モニ)もありましたが、ここでは定例作業を報告します。またカラスザンショウを伐採しました。ご覧のように通路にはみ出していて、上では他の木とからみあっています。遠からず倒れるので、伐りました。トゲのある木なので、皮の手袋でないと持てません。もちろん無事故で終了しました。通路にはみ出している木はまだあるので、伐採は続きます。(Ya)

★2024年12月10日(火)トウキョウサンショウウオ……横須賀高校に負けられない!   
トウキョウサンショウウオは国の絶滅危惧種Ⅱ類、県の1類。(Ⅰ類…絶滅の危機に瀕している。Ⅱ類…絶滅の危機が増大している) 水辺公園では最奥の池の周りの山に生息していて、春先の産卵数を調査している。以前は10対以上確認した年が何年もあるが、最近は2~3対しか見つからない。危機感を覚えて、発見した卵嚢(らんのう)を事務所に持ち帰って水槽に入れ、孵化した後に現地に返すという方法を去年再開した。アライグマなどからの捕食を少しでも防ぎたいからである。
ところで、県立横須賀高校の生物部(?失礼)の研究発表【卵嚢確認数を7年間で11対から118対まで増やした】を知った。負けてはいられない。目標として5年間で今の2~3対から20対というのはどうかな?目標が低いかな?さあ調査は2月初めからだ。(Ya)

コナラとヨシ(アシ)(左)   マユミ(右)
モミジ

★2024年12月9日(月) 景色3点をどうぞ。  紅葉真っ盛り。写真は①聖なる池のコナラとヨシ(アシ)。コナラやクヌギの茶色の葉は春に新葉が出るまで落ちないので、枯れていると勘違いされそうだ。写真②はマユミ。木質が固くしなやかなので弓に使われたというマユミ。ピンク色の果実がたくさん見えた。③は四季の池のモミジ(Ya)

★2024年12月8日(日) スイレン除去作業と自然観察会  
昨日7日は自然観察会と定例作業でした。作業はハンゲショウ群生地に進出してきたスイレンを除去する作業でした。花がきれいで人気があり可哀そうですが、ハンゲショウが負けてしまうので抜くしかありません。根が木のように太くて苦労しました。今回は約3分の1のスイレンを除去し通路に敷きました。
自然観察会は冬の装いになってきた公園で何を見たのでしょうか?後日機会を見てお知らせします。お日様が温かい日でした。(Ya)

★2024年12月6日(金) ジュズダマで遊びませんか?   

ジュズダマで遊んだ方はご年配の方でしょうね。若い方はこの植物さえご存じない方も多いと思います。お手玉・ネックレス・ブレスレット・ペットボトルのマラカスなどが定番ですが、昔はやはりお手玉でしょう。ジュズダマがない地域は小豆を使ったかもしれませんね。
残り少なくなってきましたが、まだ聖なる池の田んぼ回りにジュズダマが残っています。この植物はクロコノマチョウという、少し大きめの黒っぽいチョウの食草です。この時期は幼虫はもういないでしょうね。(Ya)

★2024年12月5日(木)コスミレが咲きだしました。

竹林前のコスミレが先日咲き出しました。図鑑では花期は3~4月と書いてありますが、ここのコスミレは毎年12月には咲き出します。他のスミレは咲いてない時期なので貴重です。隣の梅はこれから冬を迎えるというのに、コスミレはもう春の雰囲気です。水辺公園のスミレは、他にタチツボスミレとツボスミレ(ニョイスミレ))しかないので、コスミレは大切にしています。周りのドクダミなどを除草して増やしていきたいと思います。(Ya)

センダン
ムラサキシキブ

★2024年12月4日(水) 青空とセンダンとムラサキシキブ   
正門から入ってすぐ右の芝生の端に植えてあるのがセンダン。今、その実が目立っています。樹高はそれほど高くないのに、実は今年もたくさんつきました。イチョウの実なら食べられるのに、なんて思ってしまいます。
ムラサキシキブは太陽に照らされて、薄紫色のきれいな色でした。写真では表現できなくて残念です。四季の池の周りにたくさんあります。NHKTV大河ドラマ『光る君』はもう終わりますが、こちらはまだまだいい色です。(Ya)

★2024年12月3日(火) 柿の木のある風景   

柿の木があるとホッと心が和むという方は多いのではないでしょうか?農村風景にはつきものです。畑・山・庭などあちこちにあって、ずいぶん重宝がられたことでしょう。今はクマ対策で困っていらっしゃる方もいるしょうね。
水辺公園の四季の池に甘柿と渋柿とが1本ずつあります。写真は今でも実が残っている渋柿です。もうすぐ鳥が食べに来るでしょう。奥の田んぼの前には数年前に渋柿の苗を植えました。まだ花も実もつきません。来年あたり実ができるかな?田んぼと柿の木。里山のいい風景です。(Ya)

★2024年12月2日(月)ブルーサファイヤのような輝き    

細長い葉をかき分けてみると、きれいな宝石が何個もありました。その名は(ナガバ)ジャノヒゲ。光があたってブルーサファイヤのようです。私は見たことがない宝石なので自信もって言えませんが。どうぞご想像ください。
聖なる池のあちこちにあります。別名もリュウノヒゲなどいくつかあるようです。ご自分の目で見たい方は、7日の自然観察会に来てください。9:30管理棟前集合です。家の庭に植えてある人が多いので珍しくないかな?(Ya)

★2024年12月1日(日) 南の河原を開きました。  
昨30日の作業は水辺公園 野鳥の池の南の河原の除草をしました。ここ数年手を入れてなかったので、ササ・アオキ・クズなどのつる性のものなどが伸び放題、どのくらい開拓できるか心配して始めたのですが、4人のパワーでかなり切り開くことができました。終わった後、太陽の下で、記念撮影をしました。
下草がなくなって、今度は太陽の光があたるわけですから、植物がどう変化していくか、野鳥や昆虫がどう変わった動きをするか、見るのが楽しみです。なお、午後には3人が加わって役員会を開きました。来年度のスケジュールと池のブラックバス駆除がメイン議題でした。諸事情で来年度の予定を早く相談しました。(Ya)

スギノキ

★2024年11月29日(金) スギの木は樹齢100年  

展示室にある写真のスギの板は、11日に紹介したテーブル・ベンチを作った、あのスギの木です。年輪を数えたらほぼ100年ありました。この公園で樹齢100年というのは(開発工事の関係からか)スギの木以外にないでしょう。三浦半島の地盤はすぐ下が岩なので、地中深く根を張れず、倒れてしまうことがよくあるのですが、多くのスギの木は倒れずにがんばっています。工夫しながら深く根を張っているのでしょうね。
まっすぐ伸びているスギの木を見上げながらいろいろ考えます。戦争と平和。12月。(Ya)